八柏龍紀の「歴史と哲学」茶論~歴史は思考する!  

歴史や哲学、世の中のささやかな風景をすくい上げ、暖かい眼差しで眺める。そんなトポス(場)の「茶論」でありたい。

☆☆世界は団結して〝戦争をやめさせよう!〟☆☆

2022-02-28 13:43:43 | 〝哲学〟茶論
 凡百の解説はもういいでしょう。
ロシアの謀略やアメリカやEU諸国の思惑も、
探ることにさほどの意味はないでしょう。
医者が、困ったときに病名をつけて患者を納得させる、
それをいくら繰り返しても、
状況は悪くなるばかりです。

 核兵器の威力をロシアがちらつかせただけで、
この戦争の恐ろしさは、際限ないものになっている。

 もう、みんな一緒になって、
この戦争をやめさせましょう。
 なんの益もない、死者と悲しむ人ばかりを増やす
戦争は、やめにしましょう。

 かつて『THe Day After』という核戦争前とそのあとの
仮想現実を描いた映画がありました。
当時、高校教師であったわたしは、
政治経済の時間に
生徒さんといっしょに、
その映画を見ました。
核兵器で、
何もかもがメチャクチャになる
その惨憺たる惨禍に、
胸をつかれる思いがしました。

 だいじょうぶ、核など使わないから・・・
 はたしてそうでしょうか?
ウクライナからポーランドに避難してきた人びとが、
インタビューされていました。
「・・・状況は困難だとわかっていたけど
  ・・・戦争が今日起こるとは思わなかった」

戦争はいつでも、とつぜん起こるものです。
「・・・昨日まで和やかに会話を交わしていた隣人が、
 とつぜん斧を振り上げライフルを乱射した・・・。」
これは2003年に、ボスニア=ヘレツゴヴィナの都市、
サライェヴォで地元の人から聞いた言葉です。
気がついていたら、戦争になっていた。


核兵器だって、
いつ投下されるか、
誰もわかりません。
気がついたときは、
すでに投下されたあと
だったりします。

わたしたちには、声を上げるしか、
手段がありません。
いや、そうではなく、みんなで声を上げる手段が、
まだしっかり残されています。

一人でも、戦争はやめろ!
の声を上げましょう!

わたしも今日から、声を上げます。

YAGASHIWA  TATSUNORI  

 
 

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