新潟から帰って、一週間たってしまいました。早く日記に書かねば…と思いつつ、思いのほか忙しかったり、疲れてたりしておりました…。
見知らぬ土地で、見知らぬ人に囲まれて、いろいろ刺激が多かったのですが、今となってしまえば夢のようです。
どんなことをしてたかというと、主には勉強と交流です。
着いて草々、記念講演で水俣病の話を聞きました。
これまで、地球上で事故やら薬害やら、直接的に汚染物質摂取して、結果、中毒がおこることはあったが、水俣病は工業廃水にふくまれたメチル水銀が環境を汚染し、魚介類に蓄積され、それを摂食した人に起こった中毒事件。
さらに、胎児性水俣病…つまり母親の胎盤を経由して、胎児に障害を与えてしまった事。人類史上初事態であったそうです。
発生の責任や償いなど、今も残る問題は多々あります。
けれど、化学物質は怖いものです。有機農業も同じことだけど、便利さや効率だけを求めて、自然に負荷をかけることがいいのか??改めて考えさえられました。
次に分科会。私は「提携」活動と食農教育というものに参加。
長年にわたり有機農家との提携を続けている消費者さん、新潟生協の職員さん、バリバリの有機農家さんのお話でした。
活動されてきたことの熱意、生産者さんと消費者さんの交流、新しい構想など、熱心な話をきくことができました。
それからそれから食事
持ち込まれてきた野菜やら、地元のもの…豪華でした。
温泉にもつかりました。
で、最後に新規就農者・若者のつどい
意外と参加者が少なかったのではありますが、熱いトークかましました。
悩みとか暗い話もありつつも、最後には「本物は必要とされ、ちゃんと残っていく」ってことで締めくくることができました。遠い所の新規就農者と知り合うことが出来てよかった。
で、就寝…と思ったのですが、たまたま隣に寝ていたおっちゃんとトーク。千葉の三芳村の生産者の方で、提携について熱いトークでした。
次の日は、朝一で一人散歩に出掛けたりしました。ちょっと頭の情報整理と思って、ひとり出掛けたり、温泉に行ったりしたのですが、さすが有機農業の全国大会。特に生産者の方は落ち着かないようで、朝っぱらから出歩いている人の多いこと多いこと。
会う方会う方にジャガイモ植えたいね…という、挨拶のような合言葉でした。
朝食の時は、ファーマーズマーケットを25年されているという生産者の方とお話しするチャンスがあって、ラッキーでした。参考になることはいろいろとありましたが、何よりも「継続は力」なんだなぁ。←私の好きな言葉です。
それから、種の交換会にも参加しました。そばや大豆、カボチャの種をゲット。
その後2分間のフリースピーチがありました。印象に残ったのは東京築地の方の話。
東京オリンピックを招致したいがために、築地は古くて汚いところだとのレッテルを張って、食品を取り扱うには不適切な用地に移転させようとされてる。(移転先は、元東京ガスの工場跡地なんだけど、土壌汚染の多い土地らしいです。)
10年後、20年後、30年後に築地が変わらなくてよかった…と思えることも改革の一つなのではないか??っておっしゃってました。
それから、操体法の分科会。体が喜ぶようなストレッチの講座のようなものなんですが、体を伸ばしてあおむけになっているうちにZZZZZZZZZZZZZZ ・・・やってしまいました。
日程の最後は現地見学会でした。
大豆加工施設や堆肥を作っているゆうきセンター。
日本有数の米作地帯の新潟県。転作も多く、実は大豆の生産量も多いらしいです。で、その大豆を使ったこだわりの豆腐や醤油が作られて売られてました。
有機農業推進のため…ということで作られたゆうきセンター。
大量に出るモミガラや家畜糞、豆腐を作ってできたオカラなどが混ぜられてできた堆肥でした。土壌改良には良い感じの堆肥だったと思います。
ただ、ぶっちゃげの感想としては、「攻め」ではない!?
こだわりの豆腐をつくりたいから…ホンマの素晴らしい堆肥を作りたいから…って理由でできた施設じゃないような…。
転作のものをどうにかしたい…とか、産業廃棄物をどうにか再利用したい…って理由が主じゃないのかな??って思いました。
その発想を否定する気は全然ないし、むしろ悪くないとは思うけど、有機農業の理念や熱意がちょっと弱くなってしまうような気がする。ゆえに、有機大豆をつくろうとか、堆肥づくりの研究がすごいってことにはならない。
大きなものを動かすのは大変だし、自分の町も似たような発想だから、偉そうなことは言えないんですが…。なんとなく、思ったままのことを書いてみました。
で、そんな感じで帰ってまいりました。
自分自身の成長に繋がると思うし、そこで知り合った人たちともいずれ何かの形が作られていくんじゃないか…そんな気がしています。
なんとかジャガイモも植え終わりました。夏野菜もリカバリー中です。
心の栄養補給はたっぷりできたことですし、頑張っていきます!!
最後に…自分用のお土産。
大河ドラマ「天地人」直江兼続の活躍の舞台ともあって、関連グッズがたくさんあったんだけど、殺風景な我が携帯電話にストラップ。
このドラマが特に好きってわけじゃないんだけど、「愛」「義」とか直江兼続の人となりを表わしているこの言葉がすき。
義理を重んじる愛のファーマーとしては当然っしょ。
見知らぬ土地で、見知らぬ人に囲まれて、いろいろ刺激が多かったのですが、今となってしまえば夢のようです。
どんなことをしてたかというと、主には勉強と交流です。
着いて草々、記念講演で水俣病の話を聞きました。
これまで、地球上で事故やら薬害やら、直接的に汚染物質摂取して、結果、中毒がおこることはあったが、水俣病は工業廃水にふくまれたメチル水銀が環境を汚染し、魚介類に蓄積され、それを摂食した人に起こった中毒事件。
さらに、胎児性水俣病…つまり母親の胎盤を経由して、胎児に障害を与えてしまった事。人類史上初事態であったそうです。
発生の責任や償いなど、今も残る問題は多々あります。
けれど、化学物質は怖いものです。有機農業も同じことだけど、便利さや効率だけを求めて、自然に負荷をかけることがいいのか??改めて考えさえられました。
次に分科会。私は「提携」活動と食農教育というものに参加。
長年にわたり有機農家との提携を続けている消費者さん、新潟生協の職員さん、バリバリの有機農家さんのお話でした。
活動されてきたことの熱意、生産者さんと消費者さんの交流、新しい構想など、熱心な話をきくことができました。
それからそれから食事
持ち込まれてきた野菜やら、地元のもの…豪華でした。
温泉にもつかりました。
で、最後に新規就農者・若者のつどい
意外と参加者が少なかったのではありますが、熱いトークかましました。
悩みとか暗い話もありつつも、最後には「本物は必要とされ、ちゃんと残っていく」ってことで締めくくることができました。遠い所の新規就農者と知り合うことが出来てよかった。
で、就寝…と思ったのですが、たまたま隣に寝ていたおっちゃんとトーク。千葉の三芳村の生産者の方で、提携について熱いトークでした。
次の日は、朝一で一人散歩に出掛けたりしました。ちょっと頭の情報整理と思って、ひとり出掛けたり、温泉に行ったりしたのですが、さすが有機農業の全国大会。特に生産者の方は落ち着かないようで、朝っぱらから出歩いている人の多いこと多いこと。
会う方会う方にジャガイモ植えたいね…という、挨拶のような合言葉でした。
朝食の時は、ファーマーズマーケットを25年されているという生産者の方とお話しするチャンスがあって、ラッキーでした。参考になることはいろいろとありましたが、何よりも「継続は力」なんだなぁ。←私の好きな言葉です。
それから、種の交換会にも参加しました。そばや大豆、カボチャの種をゲット。
その後2分間のフリースピーチがありました。印象に残ったのは東京築地の方の話。
東京オリンピックを招致したいがために、築地は古くて汚いところだとのレッテルを張って、食品を取り扱うには不適切な用地に移転させようとされてる。(移転先は、元東京ガスの工場跡地なんだけど、土壌汚染の多い土地らしいです。)
10年後、20年後、30年後に築地が変わらなくてよかった…と思えることも改革の一つなのではないか??っておっしゃってました。
それから、操体法の分科会。体が喜ぶようなストレッチの講座のようなものなんですが、体を伸ばしてあおむけになっているうちにZZZZZZZZZZZZZZ ・・・やってしまいました。
日程の最後は現地見学会でした。
大豆加工施設や堆肥を作っているゆうきセンター。
日本有数の米作地帯の新潟県。転作も多く、実は大豆の生産量も多いらしいです。で、その大豆を使ったこだわりの豆腐や醤油が作られて売られてました。
有機農業推進のため…ということで作られたゆうきセンター。
大量に出るモミガラや家畜糞、豆腐を作ってできたオカラなどが混ぜられてできた堆肥でした。土壌改良には良い感じの堆肥だったと思います。
ただ、ぶっちゃげの感想としては、「攻め」ではない!?
こだわりの豆腐をつくりたいから…ホンマの素晴らしい堆肥を作りたいから…って理由でできた施設じゃないような…。
転作のものをどうにかしたい…とか、産業廃棄物をどうにか再利用したい…って理由が主じゃないのかな??って思いました。
その発想を否定する気は全然ないし、むしろ悪くないとは思うけど、有機農業の理念や熱意がちょっと弱くなってしまうような気がする。ゆえに、有機大豆をつくろうとか、堆肥づくりの研究がすごいってことにはならない。
大きなものを動かすのは大変だし、自分の町も似たような発想だから、偉そうなことは言えないんですが…。なんとなく、思ったままのことを書いてみました。
で、そんな感じで帰ってまいりました。
自分自身の成長に繋がると思うし、そこで知り合った人たちともいずれ何かの形が作られていくんじゃないか…そんな気がしています。
なんとかジャガイモも植え終わりました。夏野菜もリカバリー中です。
心の栄養補給はたっぷりできたことですし、頑張っていきます!!
最後に…自分用のお土産。
大河ドラマ「天地人」直江兼続の活躍の舞台ともあって、関連グッズがたくさんあったんだけど、殺風景な我が携帯電話にストラップ。
このドラマが特に好きってわけじゃないんだけど、「愛」「義」とか直江兼続の人となりを表わしているこの言葉がすき。
義理を重んじる愛のファーマーとしては当然っしょ。