横浜から田中崇司(しゅうじ)君が両親、友人ボランティアと大勢で議員会館に訪ねてきました。36才。大学を出てジャーナリストとして希望に満ちた仕事で飛び回っていた10年前、突然に発病、難病の「慢性疲労症候群」に悩んでいます。全身の痛みと気だるさ、原因も治療法も定まらない、専門医もほとんどいない。経済的にも厳しい、生きる望みも消えてしまいそう・・・。切々と、悲壮に訴える田中君の言葉は涙無くしては聞け . . . 本文を読む
WTO(世界貿易機関)交渉が結局は決裂しました。アメリカとインド、中国との駆け引きから最終合意が出来なかったわけで、最早国際関係はアメリカの指導力だけでは動かなくなったことも意味しています。農業交渉も一応白紙に戻ったということ、厳しい内容になりつつあったので、一度全体を総括したうえで将来に向けてさらに詰めた戦略と戦術を作り出していかなければなりません。本音のところ、わが農業はどたんばで救われた . . . 本文を読む
地元での定例勉強会に渡海紀三朗文部科学大臣が講演に来て下さった。会場に到着されて離れるまで(滞留時間)1時間20分という慌ただしさでしたが、その間地元関係者とも面会、私の顔も十分立てて頂き東京では普段同僚として接していますが大臣として迎えるには格別緊張もしました。講演は教育、科学技術万般に及びましたが、特に国際競争時代の初等教育について時間を割かれた。教科書解説書への「竹島」記述についても当然 . . . 本文を読む
WTO(世界貿易機関)農業交渉がジュネーブで大詰めに来ていますが大勢は日本の主張(上限関税を認めない、「重要(例外)品目」の数を8%は確保するなど)からかけ離れた方向で進んでいる様子で、このままで決着すればわが農業にとってはいよいよ厳しいことになる。国際競争力の弱い日本農業は関税や関税割当で辛うじて外国からの輸入に対抗しているところが多く、その関税措置を死守することは今回の交渉でも必須の条件で . . . 本文を読む