DOCOMORO100

モダニズムだけじゃない建築ブログ

上品な佇まい

2006年07月28日 19時49分01秒 | 建築
 多分今週末も小樽へくりだすことであろう。しかしそれまで記事を書かなければ大分間が空いてしまう。で、避難してあったCDをチェックしてみたところ、敬愛する上遠野先生の事務所の作品が難を逃れていた。
 自分が札幌の設計事務所に勤めていた際、観楓会(かんぷうかい。北海道では忘年会の時期に行われる。)で利用したことがある。上遠野先生の事務所は大学などの設計が多いが、このホテルも作品の一つである。前回、penkou師が来札された際に予約しようと思ったのだが、札幌市内とはいえ中心部からものすごく遠い為、諦めてしまった。(何故か定山渓は札幌なのだ。と、言ったら定山渓の方に怒られそうだが。)
 この低層部は、とても上品で好きな建築の一つである。何度も言うが、本当に建築には設計者の人柄が表れるのだなと思う。

「定山渓温泉鹿の湯 花もみじ」
設計者:上遠野徹 竣工:1992年 札幌市南区定山渓温泉西3-32


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4 コメント

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大人の建築 (penkou)
2006-07-30 11:54:13
僕には創れそうではない大人の建築。

上遠野さんの風貌が浮かんできます。
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師匠の作品も (xwing)
2006-07-30 16:45:48
とても、上品で大人の建築だと思うのですが。

 最近の若い方々の派手な建築や、軽い作風を見てもちょっと食指が動きません。

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ご無沙汰してます (☆椅子)
2008-03-07 23:18:07
今週こちらに泊ってきました。奥様の誕生日のお祝いを兼ねて。
嫌味のない上品な宿でした。
家具がカンディハウスばかりなのは少々ワンパターンでつまらないけど。
さて、我がブログはかなり停滞中です。
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こちらこそご無沙汰してしまいました。 (moro)
2008-03-08 06:54:37
お元気でしたか?私もオランダやらスペインやら行ってきたのですが、例によってリートフェルトやミースといった建築家の椅子ばかり目が行ってしまい、せっかく☆椅子さんに伺った話も活かされているのか、いないのか…。今後も宜しくお願いいたします。また、ショールームに伺いたいと思っております。
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