小樽市の歴史的建築物、「旧・澁澤倉庫」内にあるPRESS CAFE’はコーヒーやカレーもとても美味しいのだが、その佇まいに似つかわしいヒストリックカーの販売店でもある。ところが、売れる車は先日UPしたMGFやユーノス・ロードスターなど現代車ばかり。これは、由々しき状況である?(笑)だから宣伝という訳ではないが、店に有る名車達をUPしたいと思う。
まずは、ルパン3世で、お馴染みのFIAT500である。実は嘗てスバル360を所有していた。あの車ではかなり痛い目にあったのだが、今思い出すと懐かしい。そのスバル360にとてもよく似た乗り味であった。装備は必要最小限で、そこがまた良い。今でもヨーロッパでは沢山のFIAT500が元気に走りまわっている。
続いてMG midget。MGFはすぐに売れてしまったのに、こちらMG midgetは古株さんである。メッキグリルやワイヤースポークが泣かせる。白い幌もかなり粋である。以前黒いmidgetに乗ったことがあるのだが、ハンドルが胸前まで迫ってきたうえに垂直に立っていた。さらに身長がそう高くない自分では前があまり見えない。これは大変だ!と思ったのだが、常連のマツケンさんが楽しそうにmidgetの話をされるので、楽しい車なのだろう。そう決めた。
さて、その値段が物議をかもして?いる(笑)1983年式のMini1000である。よく見ると冬タイヤまで付いている。そう、Miniは冬でもガンガン走る。まだ初心者ドライバーだった時、雪に埋まった自分の車を、Miniのお兄さんに引っ張ってもらい、助かったことがある。あの時のお兄さん、本当にありがとうございます。
やはりMiniだが、こちらは1976年式Mk3である。「MiniはMk3まで!」と拘る方も多いと聞く。同じMiniでもコックピットに座ると雰囲気が全然違うので驚く。センターメーターとタコメーターが付いていてヤル気も見せている。マスターのお話では、Cooperはさらに凄い“別物”とのことだが、まさに羊の皮を被った狼か。
で、最後を飾るのは“赤いやつ”“泣いた赤鬼号”“大工の鬼六”LOTUS EUROPA S2である。最近ようやく脂汗かかずに運転出来るようになり、絶好調である。そんなわけで休日の早朝、手稲ハイランドまで走りに行ってきた。登り下り共、ワインディングをスムーズに曲がれるので楽しい。日中は暑くて死にそうになるが・・・。
ああヒストリックカーって、なんて素晴らしいんだろー!
30年前には考えられない程、クルマにもACが普及した今となっては(北海道限定で走るなら別ですが)欧州仕様のまま関東エリアで日常的に走らせるにはチト厳しいですね~苦笑+汗
あぁ・・・それにしてもどうして私にとって欧州車は大型セダンや大型GT(跳ね馬やアストン)より小型車が一番魅力的に思えるのだろう?笑
大型サルーンやGTは私が所有するなど夢のまた夢であり、つまりは【無縁】だからだ!
我ながらなかなかのラインナップですね~。
すべて乗って楽しいクルマばかり。赤くて平たいのが
一番楽しかったのですがネ。
この楽しさは言葉には出来ないので伝えるのが難しいです。
そして私は旧い車が好きな訳では無く、好きな車が旧いのです。
秋の北海道、こんな予定で手配しました。お暇な時にご意見を。(参加は3~7人位と流動的)
9/8(土)13:20・帯広空港(着)→【日本建築士会連合会全国大会】→【北海道ホテル(ちらっと私的に見学:笑)】→アルファリゾート・トマム(泊)
9/9(日)【水の教会】→【サッポロビール工場】→【開拓記念館】→札幌【渡辺淳一文学館・ノアの箱舟・タットゥー】→後楽園ホテル(泊)
9/10(月)【モエレ沼公園】→【小樽市街地(昼食+運河・近代建築散策)】→【札幌ドーム】→19:25・千歳空港(発)
サッポロビール工場は恵庭の伊藤豊雄氏でしょうか?
また、全員相当なキャリアの方々でしょうか?
ビール工場はおっしゃるとおりです。
参加者は「えんぴつ」メンバーですがマニアック系人間はおりません(笑)。 ご家族も一緒なので私としては観光的にも楽しい施設見学がいいなぁと思っています。