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モダニズムだけじゃない建築ブログ

’07伊・仏建築紀行 -パリ編その32-

2007年04月19日 21時26分10秒 | 建築
 「シモーヌ・ド・ボーヴォワール歩道橋」を「国立図書館」側から渡ると、この「オムニ・スポーツ・センター」の裏側が見えてくる。一目見て、相田武文先生の「PL学園幼稚園」を思い出した。特に、緑の多い後ろ側はそのイメージが強い。このスポーツセンターは当然天井が存在するわけだが、セクションを確認してみると中央アリーナの天井部分を外せば更にそっくりな形態となる。

 こじつけも甚だしいが、人それぞれ思い思いに建築を考えるのは楽しいものである。相田先生は自分が在学中に芝工大の東大宮キャンパス内に「斉藤記念館」を完成させた。「2001年宇宙の旅」のモノリスだ!とはしゃぎながら一日中眺めていたのが懐かしい。

 この日は催し物があり、入り口側には入場者の列が出来ていた。

「オムニ・スポーツ・センター」
設計者:ミッシェル・アンドロー&ピエール・パラ
竣工:1984年 パリ市内


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