近代建築国際会議CIAMの創立メンバーにして第1日目の会議にも出席したピエール・シャローの代表作が、ここパリに在る「ガラスの家・ダルザス邸」である。パリの市街地にあるガラスの家はコートハウスの中庭に面している。このあたりは歴史ある石造建築が多いのだが、中庭への門は、皆堅く閉ざされている。
この建築の見所は中庭に面した部分で、鉄骨造にガラスブロックを積み上げて創られている。施工最中にはル・コルビュジエが何度か訪れていて、この家がかなり気になっていたそうである。
実はこのガラスの家は見学出来ない。場所は、街の人々に聞きながら何とか辿り着いたが、肝心のガラスブロックの外壁は門の中である。しかし神様が小さな贈り物を下さった。たまたま住人である一人の御夫人が帰っていらっしゃった。撮影をお願いしたが、さすがに断られてしまった。だが門を開けていた少しの間、この“深窓の美人”を見ることが出来た。
「ガラスの家・ダルザス邸」
設計者:ピエール・シャロー 完成:1932年 パリ市内
この建築の見所は中庭に面した部分で、鉄骨造にガラスブロックを積み上げて創られている。施工最中にはル・コルビュジエが何度か訪れていて、この家がかなり気になっていたそうである。
実はこのガラスの家は見学出来ない。場所は、街の人々に聞きながら何とか辿り着いたが、肝心のガラスブロックの外壁は門の中である。しかし神様が小さな贈り物を下さった。たまたま住人である一人の御夫人が帰っていらっしゃった。撮影をお願いしたが、さすがに断られてしまった。だが門を開けていた少しの間、この“深窓の美人”を見ることが出来た。
「ガラスの家・ダルザス邸」
設計者:ピエール・シャロー 完成:1932年 パリ市内