2005年に初めて、建築学生を連れて建築見学研修で関西を訪ねた。その頃竣工したばかりだった隈研吾氏の「LVMH 大阪 ( エトワール心斎橋) 」の1階店舗部分において、乾久美子氏デザインの「Dior心斎橋」の外装工事が完了していた。思えば現在はビッグネームである、お二人のコラボ建築である。凄いことだ。
隈研吾氏はグリーンオニキスという石材を薄く加工し透過性を高めた材料+ガラスと、グリーンオニキスを転写したフィルムを貼ったガラスにより、とても独特な風合いのファサードを造り出した。
そして1階、乾久美子氏のDior心斎橋のファサードは「Dior銀座」を彷彿とさせる。銀座の竣工が2004年であるから、心斎橋はその後の作品だ。
このパターンは、どのようにして作られているのだろうと、誰もが思うところだ。それで近付いてみた。
ここまで近付いたら覗いてみたくなるのが人情だ。それで覗いてみた。
こんな、パターンとなっていた。
訪ねてからもうすぐ10年が経つ。現在はどのような状況になっているのだろう。最後の関西研修からもう5年近く経つ。
「LVMH 大阪 ( エトワール心斎橋)/ Dior心斎橋」
設計者:隈研吾(Dior心斎橋ファサードデザイン乾久美子) 竣工:2004年(Dior心斎橋2005年)
大阪市中央区心斎橋筋1-9-17
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