雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

あるある事典

2008-06-17 08:10:01 | Weblog
油;
1.油=脂質は人体に不可欠な栄養素だが、摂り過ぎれば健康を害する
2.食用油の主成分は脂肪酸。それぞれの脂肪酸の性質を知って、賢く油を選択・摂取しよう
→リノール酸は必須脂肪酸だが、過剰摂取はコレステロールの増加を招く
→オレイン酸は悪玉コレステロールを減少させ、血管障害の予防の効果がある
3.1日に調理に使ってよい食用油の量は、成人男性で小さじ6杯半、成人女性で小さじ3杯半が目安
4.食材や調理法の違いによる吸油率を知って、油の摂り過ぎを防ごう

ラード・・・豚の脂肪が原料。悪玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸が多く含まれているので摂り過ぎはよくない。
ヘッド・・・牛の脂肪が原料。冷めると固まりやすく舌触りが悪いので温かいうちに食べるとよい。
バター・・・牛乳の乳脂肪酸からつくられる。ビタミンAが多い。


リノール酸
不足するとホルモン異常を招く恐れがある。コレステロールには、善玉(HDL)と悪玉(LDL)があるが、リノール酸は善玉、悪玉の双方を肝臓に閉じ込めてしまうので、一時的には血中のコレステロールは減少するが摂り過ぎると、余分なコレステロールの掃除屋・善玉コレステロールまでも減ってしまい、長い目で見ると、逆にコレステロールを増やしてしまうことになる。
リノール酸は酸化されやすく、体内で過酸化脂質を生じやすいという弱点がある。

オレイン酸
オリーブ油の約80%を占めている脂肪酸がオレイン酸。
血中のコレステロールを減少させ、ドロドロ血を解消する。さらに酸化されにくいため、体内で発ガンのもとになる過酸化脂質を作りにくいという長所を持っている。


      ♪♪米汁呑忘憂♪♪