雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

体の雑学

2008-10-31 09:05:10 | Weblog
十二指腸の十二とは:
食物は胃から十二指腸に送られ、さらに、膵液や胆汁といった消化液でこなされ、小腸へ送られる。
十二指腸というのは、その長さきた呼び名だ。長さは30cmぐらい。細長い器官だ。大人の親指の横幅は、だいたい2~2.5センチ。この指の幅を12倍すると30センチ(cm)で、ちょうど十二指腸の長さになる。指を12本並べた長さの腸という意味だ。

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体の雑学

2008-10-30 09:00:09 | Weblog
しゃっくりストップ法:
胴体の真ん中あたりに、横隔膜がある。膜といっても筋肉の板のようなもので、肺の下におさまっている。肺は自分で動く力がないので、胸郭や横隔膜の一定のリズムをもった上下運動で、ふくらんだり縮んだりして、呼吸をしている。横隔膜がヒック、ヒックとけいれんを起こすことがある。すると、呼吸全体のリズムが乱れて、しゃっくりになる。
しゃくりは水や食べ物をあわてて飲み込んだときに出やすい。そのときのショックが、横隔膜のリズムを狂わせてしまうのだ。
しゃっくりを止めるには、横隔膜のリズムを正常にもどせばいい。その方法は、大声でおどろかす、手で舌を強くひっぱり出す、息をつめて冷水をぐっと飲む、鼻にこよりを入れてくしゃみをする、首のうしろをタオルで冷す等々。

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体の雑学

2008-10-29 08:51:16 | Weblog
胃液はなぜ自分を消化しないか:
胃液には強い塩酸と、タンパク質を分解するペプシンという酵素が含まれている。胃袋の内側は胃粘膜とよばれる膜でおおわれていて、大量の粘膜を分泌している。この粘膜と粘液で守られているので、胃液にふれて消化されることがない。
胃になんらかの異常が起って、胃壁に傷がついたり、粘液の分泌が少なくなったり、反対に、胃液の分泌が異常に多くなったりすると、自分の胃袋の壁まで溶かし始める。これが胃潰瘍である。

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体の雑学

2008-10-28 08:29:29 | Weblog
逆立ちして食べたら、どうなるか
口から入った食物は長さ22~25センチぐらいの食道を通って胃に送られる。食道は食物が通らないときは、ぴったりくっついている。食道の動きをぜん動運動といい、食物を胃に送っている。これは重力に関係ない。

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体の雑学

2008-10-27 08:39:03 | Weblog
食物が体内を通過する時間:
飲み込んだ食物は、6~7秒で食道を通過、水は0.5~1.5秒ぐらいで通り過ぎてしまう。食物は胃液と混ぜ合わされ、少量ずつ小腸へ送られる。炭水化物は三時間、脂肪は六時間ぐらいかかって胃を通過する。小腸に送られた食物は、四~五時間かかって消化され、栄養分が吸収される。
大腸に送られた食物のかすは、ここで水分が吸収され、大便になって排出されるまでに九~十六時間かかる。

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体の雑学

2008-10-26 08:20:46 | Weblog
胃はなくても生きられる:
胃を切り取る時は、3分の1ぐらい残すことがあるが、全部取っても人間は生きていける。胃を全部取ってしまっても、十二指腸が、胃の職務を代行し、胃液の代わりは膵液が、細々と勤めをはたすから生きていける。

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体の雑学

2008-10-25 08:36:10 | Weblog
子供の歯はなぜ生えかわるのか:
人間のあごの骨には、歯の数だけ深いくぼみがある。これを「歯槽(しそう)」といい、このくぼみの中にはまっている。赤ん坊のときは、あごの骨が小さいので、このくぼみに合うように、小さな歯が生える。これを乳歯という。ところが、5~6歳になると、あごが発育して大きくなり、小さな乳歯では間に合わなくなる。そこで、乳歯は全部抜けて、大きな永久歯と生えかわる。

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体の雑学

2008-10-24 09:16:53 | Weblog
なぜ、お歯黒をしたか:
夫以外になびかないという貞節の意味を表していたという。
この他に、虫歯予防の効果があった。お歯黒は、古鉄くずを焼いて濃いお茶の中に入れ、ご飯やもちを混ぜて粥にし、かめに入れて作る。タンニン酸第二鉄が歯の成分を強化し、虫歯を防いでいた。婚家に来て、まず教わるのが、その家に伝わるお歯黒の作り方だった。
明治6年、皇后陛下(昭憲皇太后)が率先してお歯黒をやめられ、長年続いたこの風習は、それ以後しだいにすたれていった。

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体の雑学

2008-10-23 08:56:18 | Weblog
鼻血の止め方“決定版”:
脱脂綿をまるめて鼻の穴につめ、鼻を強くつまんでいると、たいていは止まる。それでも止まらないときは、鼻のつけに(目と目の間)を、濡れたタオルで冷してみる。タオルの代わりに、氷をあてて冷してもいい。横に寝転ぶ必要はない。楽な姿勢で座っていればいい。アメリカでは、ガーゼの代わりに塩づけの肉をつめるとよいといわれている。小さく切ってつめておくと、血液を吸って膨らみ、内側から血の出る部分をおさえつけて、止めてしまう。

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体の雑学

2008-10-22 08:44:15 | Weblog
鼻毛一本にも役割がある:
鼻に吸い込まれた空気は、いろんなゴミが混じっている。そのまま吸い込むと気管や肺に悪いので、鼻毛でこしている。


鼻毛は進化のあかし:
空気の汚れたところに住む人は、鼻毛はよく伸びる。ゴリラ、チンパンジーなどの類人猿には鼻毛はあるが、他のサルや動物には粘膜しかない。密生した長い鼻毛は、生活の場を広げる進化の産物だ。

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