雑学

前回に続いて雑学を紹介します。

お酒

2007-04-30 08:49:55 | Weblog
日本酒・驚きの効果(1):
1.ガン予防効果
(1)酒飲みはガンになりにくい
ガンの原因はなんなのか。健康な大人約26万人を対象に行った国立がんセンター研究所の追跡調査(1965年から17年間)によると、最もガンの危険性がある人というのは「毎日、喫煙・飲酒・肉食の飽食生活をし、緑黄色野菜を毎日摂らない人」だった。
「喫煙・飲酒・肉食をせず、緑黄色野菜をよく食べる」節制型の生活の人と、節制型ながらも「毎日飲酒する」人の、ガンにかかるリスクにほとんど差がなかった。いいかえれば、節制型の食生活において、酒を飲むことはなんの悪影響をおよぼさなかった。
文部科学省の調査によると、40歳以上の約12万6000人を対象に、酒を「飲む「」飲まない」「禁酒した」グループに分けて、1992年から10年間追跡調査した結果、酒を飲む人のほうが飲まない人よりも、ガンの死亡率が低いということだった。胃がん、直腸がん、肝がんなどで、同じような結果が出ている。これは、「飲酒」に、がんを予防し抑制する効果があることを示している。
さらに、「禁酒した人」は、ほかのどのグループよりもガン死亡率が高くなっている。
ガンの原因と発生のメカニズム:
ガンの原因は8割が「環境要因」が占めるといわれている。主に、食べ物や喫煙、ウイルス感染などがその原因といわれている。
健康な細胞が発ガン物質の作用を受けて突然異変を起こし、ガン細胞になる。この発ガン物質は、「ガンへの引き金になる物質(イニシエーター)」で、この状態では、ガン細胞はまだガンにはなっていない。このガン細胞が、「ガンへと発展させる物質(プロモーター)」の作用を受け、ガンになっていくと考えられている。
(2)アミノ酸がガンの増殖を抑える
地域によって肝硬変や肝がんの死亡率に差があり、「西が高く」「東が低い」。この「西高東低」の結果と各地で飲まれている酒の種類を重ねてみると、東日本では、日本酒が多く飲まれている。そして、肝硬変や肝がんの死亡率は西日本が高く、東日本が低い。つまり、日本酒を多く飲む地域のほうが、肝がんで死亡する率が低いということである。
実験では、膀胱がん、前立腺がん、子宮頸がんの細胞への抑制効果がみられ、しかも酒の濃度が高いほど効果が高いことがわかった。
日本酒には120種類以上の微量物質が含まれるが、アミノ酸(低分子量)の成分に、その効果があることが分かった。
酒粕の成分にナチュラルキラー細胞の働きを活発にする効果が発見された。


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お酒

2007-04-29 09:40:35 | Weblog
日本酒ってどんなお酒:
日本酒で健康促進
(1)アルコールはどのように代謝されるの?
胃や腸から吸収されたアルコールは、血液を通して全身に行き渡り、飲み始めて1~2時間程度で血中アルコール濃度は最高に達する。
アルコールの大部分は、肝臓で代謝される。代謝の7割を受け持つのはアルコール脱水素酵素(ADH)で、これによってアセトアルデヒドに酸化される。このアセトアルデヒドが、次にアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸に酸化される。酢酸の大部分は肝臓から出て行き、肝臓以外の臓器で代謝される。そして最終的に炭酸ガスと水になって、体外に排出される。
アルコールが体内で代謝される時間は、日本酒1合を飲んだ場合で4~5時間、3合で10~12時間程度といわれている。
(2)ビタミンと栄養をたっぷり含む
日本酒に含まれる主なアミノ酸の種類と効能
ロイシン、イソロイシン、バリン-----タンパク質代謝を調整する。
グルタミン酸---------脳の機能を高める。
アルギニン------------成長ホルモンの分泌を促進する。
アラニン---------------免疫機能を高める。
その他のアミノ酸-------アスパラギン酸、スレオニン、セリン、グルシン、シスチン、メチオニン、チロシン、フェニールアラニン、リジン、ヒスチジン、プロリン、トリプトファン。
(3)アミノ酸の働きで胃が丈夫に!
胃液の分泌を促すのが、十二指腸寄りの胃の末端部分から分泌されるガストリンと呼ばれる消化ホルモン。このガストリンを放出させるのが、肉や魚のスープなどに含まれるアミノ酸(特にグリシン)や、日本酒のアルコールであることがわかっている。これが多く分泌されると胃液の分泌も促進される。

(4)すぐれた殺菌・抗菌作用も!
食品の日持ちをよくさせるための添加物として使われる。アルコールの殺菌力は濃度によって違い、70%で最も強くなる。


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お酒

2007-04-28 09:15:15 | Weblog
酒を飲むと太るって本当?:
酒の主成分であるアルコールのエネルギーは7.1キロカロリー/g。日本酒1合(180ml)に換算すると、約150キロカロリー。これに日本酒1合に含まれる糖質(7g)が生み出すエネルギー28キロカロリーを加算すると、合計で178キロカロリーになる。これは、ご飯の二分の一膳分に相当する。
ちなみに、ビールは糖質を多く含むので、その分カロリーも高くなる。
カロリーの比較:
日本酒   1合(180ml)     178kcal
ビール  大瓶1本(633ml)    238.8kcal
白ワイン 1杯(100ml)       75kcal
太る原因のひとつは、カロリーの摂りすぎです。酒を飲むから太るのではなく、飲む量や一緒に食べるつまみのカロリーなど、総摂取カロリーに注意することが大事です。

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お酒

2007-04-27 08:52:27 | Weblog
酒のカロリー:
アルコールは1グラムから7カロリーの熱量を発生する。蛋白質と炭水化物は1グラムから4カロリー、脂肪は、9カロリーである。蛋白質や炭水化物と違ってアルコールは自分で好き勝手にどんどん燃えてしまい、貯蔵がきかず、燃えてしまう。
「酒ぶとり」というのは、同時に食べたご馳走が体内に残りやすくなったけっかである。
焼酎やウイスキーなど蒸留酒はアルコール分以外の成分はゼロか、ごく微量なので、そのカロリーはすべて、アルコールによるものといえよう。

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お酒

2007-04-26 08:50:10 | Weblog
日本酒の賞味期限:
日本酒は、醸造後半年から一年間貯蔵熟成させ、ちょうど飲み頃の時期に瓶詰めし
出荷している。日本酒は温度や光の影響を受けやすく、保管条件や酒の成分によって、賞味できる期限は長くも短くもなる。
温度の高いところや直射日光の当たるところに置かれた場合は早く品質が劣化し、
おいしく賞味できる期間が短くなる。しかし、日本酒は開栓しなければ腐ることはなく、飲んでも体に害はない。
月桂冠製品の賞味期間の目安は次の通り:
  本醸造酒・普通酒   製造年月から約1年間
  吟醸酒・純米酒      〃   約10ヶ月間
  生貯蔵酒              10ヶ月間
 (常温流通可能の)生酒         6ヶ月間
 いずれも、常温(20度前後)かそれ以上の温度で、棚の中など暗いところに保管した場合である。
開栓後は早めに飲むこと。

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お酒

2007-04-24 09:55:40 | Weblog
お酒のマナー10則:

1.笑いながら共に楽しく飲もう
2.自分のペースでゆっくりと
3.食べながら飲む習慣を
4.自分の適量にとどめよう
5.週に二日は休肝日を
6.人に酒の無理強いをしない
7.薬と一緒に飲むな
8.イッキ飲みはしない、させない
9.遅くても夜12時で切り上げよう
10.肝臓などの定期検診を

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お酒

2007-04-23 09:06:19 | Weblog
鑑開き:
祭壇にまつった鏡餅を、御酒と一緒に祝って食べる行事である。
「餅を切る」とは縁起が悪いので、その言葉のかわりに「開く」を使う。
蔵元では蔵開きといって、新年に初めて蔵を開くのを祝う習慣としているところもある。
樽酒は、杉の香りを楽しめるが、同じ樽から酌み交わすその仕草が、友情や親愛を
深める。

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お酒

2007-04-22 12:06:25 | Weblog
お酒のつく名前のベスト50:
現在日本では2268軒の日本酒メーカーが約五千強の銘柄を発表している。どんな字が使われているか、漢字をばらばらにして多いものから順に並べたもの。
1・山  241     11・ 千  126   
2・鶴  203 12・花  126
4・宗  182 福  120
5・菊  182 天 118
6・大  145 一 118
7・金  140
8・泉  137
9・乃  131
10・白  127

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お酒

2007-04-21 08:46:11 | Weblog
酒が凍りにくいのは何故:
水が氷になるときなど、固体と液体が共存する境目のことを、凝固点(水溶液の場合は氷点)または融点という。純アルコール(100%エタノール)の凝固点は、マイナス114.5度で、これ以下の温度にならないと凍らない。
このように、アルコール混合物の酒や塩水など、純水以外の物質を含む水溶液は、
凍る温度(凝固点、氷点)が0度以下に下がることがある。これを「凝固点降下」
または「氷点降下」という。
清酒は、アルコールを15%ほど含むので、凝固点が低くなり、純水に比べ凍りにくいといえる。ちなみに、アルコール濃度15%の水溶液の凝固点はマイナス7度ほどである。

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お酒

2007-04-19 09:13:20 | Weblog
納豆とミカンは酒造りの敵?:
千駒酒造では杜氏の権限で、酒蔵または蔵内で納豆と蜜柑を食べることを禁止している。
別に科学的根拠はない。納豆と蜜柑が酒造りにどう関係してくるのかということも、特別に調べたわけではない。
酒造りは微生物の成すワザであり、これほどは微生物との関わりが深い酒造りである以上、同じ微生物が造る納豆、それもとんでもない匂いのものを酒造りや蔵に持ち込んで競合させるのはよくない。
蜜柑に関しては「酸」が引っかかる。何ら根拠はないが酒の味にとって「酸」というのはどちらかというと敵である。酸が多い酒は、味に雑味が多いということである。
具体的には雑菌が多いと酸が出て、雑味のある、あまりうまくない酒になってしまう。
糸を引いたり、匂いが悪かったり、酸が強かったり、「酒」にとってあまり良い要素ではないと思われるものには、極力関わりたくない。現場近くには存在して欲しくない。

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