JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

薪学

2018-04-18 23:25:09 | 昔々

薪とストーブの相性を、ちょっと研究。

アカシヤを調べると、マメ科ネムノキ亜科アカシア属とある。
私が言うアカシヤは、ハチミツのアカシヤのことでニセアカシヤとも言う。
明治時代に輸入され、当時アカシアと呼ばれたそうだが今だに詐称を通している。

日本で暖炉が使われだしたのは、明治になってからと思うが、この時、アカシヤも燃料として輸入されたのかもしれない。しかし、燃料として定着することは無かったようで、薪と言えばナラ。アカシヤは厄介者の外来種、燃料としては流通していない、たぶん。

昨年は、このアカシヤで煙突火災を起こし、アカシヤは薪には向かないと間違った情報を流してしまった。問題は燃やし方。

日本では薪はナラ、ナラに適した燃やし方なのか、ダルマストーブのように閉じた空間で空気の量を制限して燃焼をコントロールする。この燃やし方では、ストーブの中が高温になり、糖分の多いアカシヤでは糖分が気化し煙突の中で結露。煙突に張り付いたカラメルに引火すれば煙突火災となる。

暖炉のような燃やし方をすれば薪が高温になることは無いから気化は起こらない。ということで、今年は扉を開けて燃やした。一冬燃やして、煙突の中もストーブの中も、カラメルのベットリした付着は起きていない。

良く乾燥したアカシヤは、ほとんど煙を出さずに燃える。暖炉には最適の薪だ。乾燥していなくても、ちょっと勢いがつけば良く燃える。暖炉は輸入したが燃やし方の文化までは輸入出来なかったようだ。

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