新年を彩る1月期のドラマが随時初回を迎えるが、関西テレビは遠藤憲一(54)と渡部篤郎(47)をダブル主演に据えた「お義父(とう)さんと呼ばせて」(19日スタート、火曜午後10時)を放送する。月9の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)の有村架純(22)、高良健吾(28)をはじめ民放各局ともゴールデンタイムのドラマには20代、30代の人気俳優を主演に据えるのが一般的。そんな中、“アラフィフ”の2人を起用した理由は何か。両主演と担当プロデューサーに意気込みを聞いた。
物語は遠藤演じる大道寺保が、28歳年下の女性に求婚。彼女の父親である渡部演じる花澤紀一郎に結婚のあいさつをすることから始まる。ともに51歳の設定ながら正反対な性格の2人が「娘の彼氏」と「娘の父」としてぶつかり合う、というストーリーだ。
遠藤は「渡部さんと、こういうコメディーで、しかも(義理の)親子で共演するというのは、まったく想像もつかなかったこと。それがこういう風に実現できたのは、何か特殊なことがドラマの中で起きていると思う」。渡部も「遠藤さんがおっしゃるとおり。楽しいながらも高尚なドラマにしていければと思います」と自分自身も楽しみにしているようだった。
火曜日10時の関西テレビのドラマ枠では、前作「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」で菜々緒の悪女役や、ツイッターを積極的に用いた番組告知が話題となった。今回の“狙い”を安藤和久プロデューサーに聞くと、「お2人に主役をやっていただくことが一番の売りです」「50代の人がつくるドラマを自分は推したい」のだと胸を張った。
まず考えられるのはダブル主演の2人に近い50歳前後の“アラフィフ”層へのアピールだが、安藤氏は「それももちろんですが、幅広い女性に2人の魅力を見てもらいたい」と力説する。2人の役どころを考えると、遠藤の役は「仕事ひと筋で生きてきたが、初めて結婚を意識する出会いにときめく男」、渡部の役は「エリートビジネスマンとして、できる男として、仕事にも家庭にも自信を持っている男」と対照的。大人の男の魅力を詰め込む作品を目指している。
現実社会に置き換えると、一歩間違えればセクハラオヤジとも言われかねない立場を演じる遠藤は「薄気味悪いって思われないようにしたい。キモいという風にならないように心を込めたいと思ってます」と幅広い世代から共感を得られるよう心を砕いている。
遠藤と対立することになる渡部は、自身が演じる紀一郎を「僕とはまるっきり正反対の人」と分析する。雑誌「LEON」を読んでいるような身だしなみに気をつかうタイプで「何とか時代に追いつこうとか、認めてもらおうとか。時代がそうなってきているから。そこを一生懸命やってるおじさん(の役)だから。そういうのはほほえましく(思った)」と役と向き合っている。
脚本は「アイムホーム」(テレビ朝日系)、「BOSS」(フジテレビ系)などを手がけた林宏司氏が担当した。ドラマは軽妙なセリフ回しを軸にしたコメディータッチで展開し、幅広い世代に親しまれる内容を目指している。遠藤による“五十男”の愛は理解を得られるのか。それを受け止める側の渡部はどう演じ切るのか。そして、関西テレビの狙いは視聴者のツボをとらえるのか。注目だ。※引用しました!
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