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ゴジライヤー

2013年12月11日 | 日記

俳優、渡辺謙(54)がメーンキャストを務めるハリウッド版「GODZILLA」(ギャレス・エドワーズ監督、来年7月25日公開)の予告編と第1弾ポスターが10日、解禁された。渡辺は「『本家』の気持ちを、ちゃんと理解し、それを壊すのではなく踏襲してくれた」と大満足。公開を前に、日本では過去作品を一挙上映することも決定。来年は“ゴジライヤー”になりそうだ。

 日本版も含め2004年以来となる新作で、ベールに包まれていた新ハリウッド版「GODZILLA」が一部、初公開された。

 まずは20日から全国の劇場に配布される第1弾ポスター。左端には、ファンなら一目で分かるゴジラの背びれがのぞく。

 さらに同日公開の予告編では、オリジナル版そっくりなゴジラのシルエットと甲高い咆哮も解禁。渡辺も出演した「インセプション」などを手がけた米映画会社、レジェンダリー・ピクチャーズによる最新VFXを駆使したリアルな描写は圧巻だ。こちらは、11日に開設される公式サイトでも公開される。

 今作は、1998年公開の米国版「GODZILLA」に続き、再びハリウッドが日本の名作リメークに挑む作品。98年版は、イグアナをモチーフにするなどゴジラのデザインが日本と大きく異なり、ファンの間で賛否両論となったが、今回はゴジラファンを公言するエドワーズ監督が何カ月もかけてオリジナル版を追求。今年3月から7月に米ハワイとカナダ・バンクーバーで撮影した。

 メーンキャストの1人を務めた渡辺も「僕ら日本人はゴジラの『本家』。その『本家』の気持ちを、ギャレスはちゃんと理解してくれていて、それを壊すのではなく踏襲してくれた」と太鼓判。「いま起こっている問題もきちっと織り込んだ素晴らしい脚本。ゴジラという生物に対しての興味と、現実社会の中で起こりうる恐怖がせめぎあっている。日本の苦悩みたいなものがうまく織り込まれている気がします」と自信を見せる。

 そんな渡辺の演技を、監督は「彼のような役者はめったにいない。彼は抑えた芝居で最大のものを表現している」と絶賛する。また、54年の「ゴジラ」シリーズ第1弾で主演した俳優、宝田明(79)も出演した。

 物語の詳細などは依然不明だけに、今回の予告編解禁はファンの期待感をあおりそうだ。
※引用しました。



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