レコーディングイベント

群馬県の宣伝部長として活動するマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」をフィーチャーした新曲の制作が進められている。楽曲は「保育アーティスト」の出口たかしさん（32）が手がけた。高崎市内で15日、県内在住の子どもたちがコーラス隊として参加するレコーディングイベントがあり、ぐんまちゃんも応援に駆けつけた。新曲のタイトルは「ぐ～！ぐ～！ぐんまちゃん」。ぐんまちゃんの魅力を「いてくれるだけで笑顔になれる存在」と語る出口さんが、子どもと一緒に歌って踊れる曲をコンセプトに制作した。ぐんまちゃんにとって初の遊び歌として、誰でも簡単にできるポーズとオノマトペの合いの手を取り入れた。出口さんは元保育士のシンガー・ソングライターとして主に子ども向けの楽曲の制作や歌唱活動をしている。過去にはアニメ「ぐんまちゃん」であおま役を務めた内田彩さんが歌う「∞リボンをギュッと∞」の振り付けを担当したこともある。レコーディングには県などがSNS（ネット交流サービス）を通じて募集した県内在住の5～11歳の17人が参加した。スタジオにセットされたマイクを前に緊張気味だった子どもたちは、出口さんから発声の指導を受けて徐々にリラックスし、本番に臨んだ。妹2人とレコーディングに参加した昭和村の小学6年、諸田愛和（らいら）さんは「楽しくて元気な曲で好き。振り付けもすぐに覚えた」と頰を緩めた。出口さんは「楽曲を通じてぐんまちゃんが広まればうれしい」と話した。県の担当者は「耳に残るキャッチーな曲で、グリーティングイベントなどでぐんまちゃんの持ち歌として使っていきたい」としている。楽曲は各種定額制音楽配信サービスで9月20日より配信予定。※引用しました!