卓球・全日本選手権第5日(19日、国立代々木競技場)女子単は前年女王の福原愛(24)=ANA=が、ロンドン五輪女子団体でともに銀メダルを獲得し、2年連続決勝で顔を合わせた石川佳純(19)=全農=を4-2で下し、2年連続2度目の優勝を果たした。五輪後に受けた右肘手術の不安を乗り越え、5月の世界選手権(パリ)の出場権もいち早く決定。幸先のいい再スタートを切った。男子複は同五輪代表の松平健太(21)=早大、丹羽孝希=青森山田高=組が2年ぶり2度目の優勝を飾った。
最後は福原のサーブを石川がレシーブミスするあっけない幕切れ。試合が進むにつれ高まった福原の集中力と気迫は、五輪で力を合わせた石川も完全にのみ込んでいた。
「試合内容? 最後の1球まですごく集中していたので、まったく覚えていません」
メダリスト対決となった決勝では、第1ゲームの1点目から得点ごとに発する「サーッ!」のかけ声を2度ずつに倍増した。試合が終わるまで実に計94度も「サーッ!」を会場に響かせ、「サーッ!」なしの得点は最後の1点だけ。中盤以降逆転した試合展開も含め、まさに精神力で勝ち取った2連覇だった。
「連覇? まさか優勝できると思っていなかったのでビックリです」
五輪直後の昨年8月24日に都内で右肘手術を受け「初めて3カ月も休んだ」。11月初めの練習再開までラケットを握っておらず、復帰戦となった12月のワールドツアー・グランドファイナル(中国・杭州)は初戦でストレート負け。ほとんど試合勘を取り戻せない中で臨んだ今大会だった。
「今回どれだけ勝てるかで肘の状態が分かる。もしかしたら1回戦で負けてしまうかもしれないと思っていた」と大会前に抱いていた胸中の不安を明かした。「手術後は体力が戻らず、肘の可動域もなかなか戻らなかった」という。
懸念された肘の状態に問題はなく「今まで(痛みを)怖がってできなかったプレーが、思い切ってできるようになった」と笑顔がほころぶ。当面の目標は個人戦で争う5月の世界選手権で「いい成績を残す」こと。再び世界に飛び出すため、最高の結果を出した。
※引用しました。
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