里谷の引退発表にスキー界からは惜別の声が上がった。ライバルとして競ってきた上村愛子(北野建設)は遠征先の米レークプラシッドで「本当に長い付き合い。簡単な言葉が浮かんでこない」と神妙に話した。
上村が初出場の長野五輪で金メダルを獲得した3歳上の里谷を「偉大な先輩。先駆者としてモーグル界をけん引してくれた」と尊敬してきた。
その後、上村も世界のトップを争うようになると「お互いを知り尽くしている」親友になったという。「本当にお疲れさまでした。ありがとう。スキーを離れても仲良くしてくださいね」とねぎらった。
全日本スキー連盟の林辰男フリースタイル部長は2月のW杯猪苗代大会出場を打診した際、北米遠征の不振で「権利がない」と断ってきたことを明かし、「最後まで選手を貫いたのは誇りに思ってほしい」とたたえた。
長野五輪ジャンプ団体優勝メンバーで北海道・東海大四高の先輩に当たる原田雅彦氏は「長い間お疲れさま」と述べ、42歳の岡部孝信(雪印メグミルク)は「まさか多英より長くやるとは思わなかった」と話した。
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