俳優・三浦春馬が主演する日本テレビ系スペシャルドラマ『殺人偏差値70』(7月2日 後9:00~)の劇中で、ドラマでは初の試みとなるプロジェクションマッピングが使用されていることがわかった。三浦演じる主人公・圭介の心の中を最新技術を通して表現する。
同作はミステリー作家・西村京太郎氏の『受験地獄』を原作に、火曜サスペンス劇場の中でも視聴者の『もう一度みたい作品ランキング』で1位に輝いた作品を32年ぶりに現代に復活。民放地上波では初の試みとなる4Kカメラで撮影される。
プロジェクトマッピングでは圭介が受験生として過ごした鬱屈した日々に苦悩するシーンや過去のトラウマを思い出すシーンで登場。三浦や圭介の子役による直筆の文字や数字、試験で付けられた「×」などが三浦の顔や全身、背景に映し出されるほか、ガーベラの花をモチーフにした映像では、トラウマの渦に飲まれ気を失う三浦の芝居と絡めて投影される。
また、タイトルバックでも圭介の内面を表現した映像が顔や全身に映しだされ、その表情や行動がストーリーの謎とリンク。三浦は撮影について「不思議なフィールド、異空間で芝居をさせていただいている感覚」と振り返り「自分の顔に、その映像が心情とともに映し出されるというのが、斬新な取り組みで 自分自身も本当に 楽しみです」と完成作に期待を寄せた。
今回、演出を担当した大谷太郎氏はプロジェクトマッピングのセッティング時間やカメラとの位置関係に苦労したことを明かしつつ「今までにない表現や画作りができたのではないか」と自信を込めている。
※引用しました。
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