■「爆ラン」ブーム牽引 アジア勢が足試し
31日に号砲を迎える「第35回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、日東電工協賛)ではアジアのランナーにも注目だ。2007年の東京マラソン初開催をきっかけに日本で市民マラソンがブームとなっているのと同様に、中国やタイなどアジアでも健康志向からマラソン大会が盛り上がりを見せている。トップランナーには4年後の東京五輪をにらみ、日本の国際レースをターゲットにして強化を図る狙いもある。(丸山和郎)
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韓国からはトップランナーの金(キム)成恩(キム・ソンウン)(26)が招待選手で大阪国際に出場する。自己記録は2時間27分20秒で、ロンドン五輪への出場経験もあるが、五輪と世界選手権を除く海外レースは今回が初。「チャレンジ精神を続けることが自信につながる」と話し、今夏のリオデジャネイロ五輪はもちろん、東京五輪も視野に入れる。舞台となる大阪は在日韓国人が多い街でもあり、アピールの場にもなりそうだ。
台湾で人気のランナー陳雅芬(チン・ヤフン)(25)は一般参加で出場する。自己記録はまだ2時間54分台だが、台湾の競技レベルはそこまで高くないため、「2時間45分ぐらい出せば五輪を狙える」と話す。13年の東京マラソンに出場し、「同じ舞台で開催される東京五輪にも出たい」との思いから、日本での経験を増やすために大阪国際への出場を決めた。台湾ではルックスにも注目が集まっていて、公式フェイスブックのフォロワーは1万人を超える。陳の影響でマラソンを始めた女性も多く、12月開催の台北マラソンは10万人以上の参加規模を誇っている。
世界最大の人口を誇る中国でもマラソンブームは同じ。大阪国際に出場する孫●梅(ソン・ラメイ)(25)は「都市ごとに大規模なレースがあり、朝の公園で練習しているランナーも近年増えてきた」と話す。北京は大気汚染が深刻化するが、北京国際マラソンには約3万人が参加し、マスク姿で走るランナーもいるほどだ。
中国はランナーの潜在能力が高く、過去には03年に孫英傑、06年に周春秀の2人が2時間19分台をマークしている。
孫●梅は27分台の自己記録を持ち、右足首の故障からの復活を目指しての大阪国際への参戦。「普段生活している北京では大気汚染で10日間ぐらい連続で屋外練習できないときもあるけど、五輪という夢を目指して日本のレースで頑張りたい」と話している。
中国陸上競技連盟の関係者は「日本は気候も似ているし、移動時間も短いのでレースに参加しやすい。東京五輪にもつながっていく」と話す。五輪メダリスト輩出に向け、アジアから日本への視線は高まっていきそうだ。※引用しました!
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