大相撲名古屋場所14日目(22日、愛知県体育館)横綱白鵬(32)は大関豪栄道(31)をはたき込み、1敗を守った。平幕碧山(31)が豪風(38)を押し出し、2敗を守ったため、史上最多記録を更新する白鵬の39度目の優勝は千秋楽に持ち越された。
13日目に通算勝利数で歴代単独1位となった白鵬が、1敗で優勝争いのトップを守った。不世出の大横綱は次の目標をあと45勝となった史上初の幕内1000勝に定め、さらなる高みを目指す。※引用しました!
◆DeNA―巨人(22日・横浜)
【巨人スタメン】
1(右)長野、2(二)マギー、3(遊)坂本勇、4(一)阿部、5(三)村田、6(中)陽岱鋼、7(左)亀井、8(捕)小林、9(投)菅野=右
【DeNAスタメン】
1(中)桑原、2(二)山下、3(左)筒香、4(一)ロペス、5(三)宮崎、6(捕)戸柱、7(右)梶谷、8(投)飯塚=右、9(遊)倉本※引用しました!
◆DeNA3―3巨人=延長12回規定により引き分け=(21日・横浜)
一発を警戒しながら外角低めに剛速球を制球した。10回2死、マシソンはフルカウントから筒香を156キロ直球で見逃し三振に打ち取った。「失投だけはしないように、歩かせてもいいと思って投げた」。これで6者連続三振。2回33球、打球をフェアゾーンに飛ばすことすら許さなかった。
同点の9回から登板。最初からギアを上げた。梶谷、乙坂、倉本をいずれも変化球で3者連続空振り三振。10回はこの日最速の157キロを計測し、全て三振で片づけた。「三振は打者にとって長打を打つみたいなものかな。やっぱり気分はいいね」と自身初の1試合6奪三振に笑顔を見せた。
普段から三振を無理に狙うことはない。「小さい頃から野手はなるべく守備の時間を短くしたいと教わった。だから1球でも少なくと常に思っている」。余計な力みがないから制球も大崩れしない。斎藤投手コーチは「あれだけの速球があるのに、変化球でも何でも投げられる。とにかく勉強熱心。見習わないといけないやつがうちにはいっぱいいる」と絶賛した。
来日6年目。日本を愛する助っ人は今年、日本の道路標識や交通ルールを勉強し、念願だった国際免許証を取得した。外国人が日本で運転するのは簡単ではない。右ハンドルの愛車を手に入れ、カミネロを助手席に乗せて一緒に通勤する。「彼といろんな話をしながら球場まで通っている。お互いにとってとてもいい時間だよ」。これまでの電車通勤も気に入っていたが、同僚とのドライブがいい気分転換になっている。
由伸監督は「こうやって投げられる投手。今日はよかった」とたたえた。マシソンは前回19日の中日戦(ナゴヤD)の最後の打者も三振で、7者連続奪三振となった。巨人では54年大友、03年久保、12年杉内の7連続Kが1試合での球団記録。2試合またぎで参考とはいえ、並んだ。「次の試合も頑張るよ」。圧巻の奪三振ショーがどこまで続くか目が離せない。※引用しました!