鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

ぴーちくぱーちく

2008年01月14日 | 思うこと
 毎年のことながら、年賀状で「これってどうよ」と思うことがある。
 自分ちの子どもの写真だけを毎年、年賀状の図柄にしてる人がいるでしょう。あれってどういう感覚なのかな。
 《子どもが今年も健やかに成長しましたよ~報告》が何よりの年頭挨拶だと信じて疑わないらしーが、家族全員写真ならともかく、毎年毎年会ったこともない(多分遠隔地なのでこれからも会うことはないであろう)子の成長記録を強制的に見せられてもな。
 もちろん、誕生直後とか1歳の誕生日とか、入園入学の写真といった折々の節目なら微笑んで拝見するが、あまりに毎年、日常のスナップ写真だとさ、「アンタ本人は現在どうなのよ、私はお子様じゃなくてアンタの方の友達でしょ?」って言いたくなるです。

 もし自分に子どもができたとしても、こういう親バカ年賀だけはするまいと誓う、心の狭いミソサザイなのでした(爆)

 今年はさらに、しばらく音信の途絶えていた院時代の友人アビちゃん(10歳くらい年下)から赤んぼのプリクラつきの年賀状がきて、《昨年は子どもが生まれ、慣れない育児に追われてたいへんな1年でした。ミソサザイさんはどんな1年でしたか?》と書いてあって、思わず《昨年は流産し、慣れない不妊治療に追われてたいへんな1年でした》と返事をだそうかと思ったよ!!(やらないけどね)
 なかなか子どもができないとミソが悩んでること、アビちゃんも知ってるはずだが。
 このアビちゃん、基本的には悪いコじゃないんだけどさ。お嬢様のためか時々すごい天然ぶりを発揮して、人に迷惑をかけまくっても当然の権利、みたいな顔をする。大学院でも研究室をまきこんだ騒ぎを起こし、ミソもかなり迷惑を被った、あげく彼女は論文が通らなくて中退して結婚した。そして数年後にはそんな彼女でさえもあっというまにお母さんか~・・と思うと、べつに親になるのに人柄はカンケーないけどフクザツな気分になる・・☆
 きっと彼女のことだから、子育てに伴う当然の苦労も「私は人一倍カワイソウなのタイヘンなの」と騒ぎまくって悲劇のヒロインになり、夫や両親ら周囲に甘えまくって、上手にのりきっていくに違いない。そのちゃっかりした様子が目に浮かぶようで・・・

 正月休みだからと久しぶりにゆっくりお気に入りのブログを見て回れば、およそ子育てとは無縁そうな文体の女性ブロガーが「妊娠し安定期に入りましたので報告します」とか書いていて、さらに落ち込み・・

 ええい、年頭から湿っぽいじゃないかー!と景気づけに(?)カラオケへ。もちろん「お一人様」で。
 歌うのが好きなミソ、現在のように「一人カラオケ」が認知されるずっと前から、店員の怪訝そうな視線にもめげず、せっせと一人でカラオケに行ったものです。(あ、もちろん、友達とワイワイ行くのも大好きヨ) 
 ひゃー久しぶりだぁ、十八番を歌いまくるぞ~♪と次から次へと選曲。
 ・・でも、十八番のひとつだった夏川りみの「童神」、歌いながら泣けてきちゃって、1番すらもまともに歌えず。
 この曲を、早く微笑みながら歌えるようになりたいと思いつつ、封印。

 現在はリセット待ちの日々です。心の後ろっかわが、常にささくれ立っている感じで、自分でも哀しく辛い。

 いつもキレイな豊かな心でいたいのに。


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2 コメント

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うお~~ん。 (そらそら)
2008-01-18 00:37:15
分かる分かる~~~。
その気持ち分かるわ~~~~~ん。
辛いっすね・・。
しょぼ~~~~ん。
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辛いのは (ミソサザイ)
2008-01-19 23:54:11
辛いのは、こういう自分の「マイナスエネルギー」が自分自身とタマゴたちを蝕んでいるんじゃないかっつー妄想がモクモクと煙のように湧いてきちゃうことです。
キレイな豊かな心じゃないから自分にはダメなんだ・・と。

現実には、腹が黒かろーが思考がダークだろーが、果ては望まなくったって、できる場合にはできちゃうものなんでしょうけどね~。ハァ~・・(ため息)
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