鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

口は災いの・・とはいえ

2008年02月09日 | 思うこと
 倖田來未さんが自身のラジオ番組で言っちゃった「羊水腐る」発言。
 ・・まぁ、居酒屋のダベリじゃないんだから、公共の場では言葉には気をつけましょう、とは思いますが。波紋があまりにも激烈で、何だかな~って気分になっちゃいました。

 この話を私が最初に知った時は「なぁ~に言っちゃってるんだか。おバカなコ」と思っただけで、何の感情も動かされなかったけど。
 思うにコレは内容だけの話じゃなく、タレントとしての彼女自身に対する反発に火を点ける口実を与えてしまったってことなのかもね~。彼女のCM、ネット上でかなり叩かれてたもんね。別にCMの出来は悪かないと思うが・・カワイソウに・・。

 この発言に反発を表明した手紙の中には「私は母が35歳の時に生を受けました。何か私自身がけなされたようで、哀しくなりました」とかゆーのもあったそうな。
 ???
 それって、感じすぎとちゃう?
 そういう、高齢出産を揶揄するような文脈で出てきた発言なの?? 実際にラジオを聴いていないから何とも言えませんが。

 かつての柳沢厚生労働大臣の「産む機械」発言もそうだけど、前後の文脈を捉えず、抜き出した部分(単語)だけでバッシングを展開する、そういう「言葉狩り」的な、底の浅い激しいリアクションが目について、気になる。社会全体がキレ易くなってる、みたいな。「謝罪力」とかゆって、謝り方まで評価するけど、そもそも「怒り」また「許す」側自身は、人としてどうなのだ・・という内省はそこにあるんだろうか。