鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

ヒモつき林檎

2008年10月02日 | 思うこと
 安曇野のりんご。品種は「つがる」です。

 ヒモが結ばれているのにご注目下さい。
 これは落果防止のためだそうです。

 自然な状態のつがるは収穫直前に落ちてしまうという性質があり、年によっては半分以上落ちてしまうこともあるそう。
 そのため一般には落果防止剤というホルモン剤を使う。つがるという品種のりんごを栽培する上では、やむを得ないそうです。(し、知らなかった・・

 でも、特別栽培(減農薬・無化学肥料栽培)をしている【信州安曇野 広瀬農園】では、環境への負荷や安全性、おいしさを考えて、この防止剤を使わない。
 ・・しかしそれでは、おいしくなるまで充分に熟させようとすればするほどりんごを失う結果になる。でも未熟なうちに収穫したくない。
 
 熟慮の結果が、落ちないようにりんごを紙ヒモで結んでしまう、という方法でした。

 「結びのつがる」
 簡単な発想と思いがち。
 けれど、もし「りんご狩り」とか「みかん狩り」とかの経験があれば、農家でない私たちにも容易に想像できるでしょう、実ったひとつひとつをヒモで結ぶ作業の大変さ・・

 「結ぼう!」と決断した時点で、この生産者がいかに「美味しくて安全なりんご」を作ることに情熱を傾けているかをうかがい知ることができます。「こんなこと考えるりんご農家は、日本中できっとこの広瀬農園だけだよ」とウソ君。応援したい、若いりんご農家さんです。

 さっそく頂きました。
 スーパーなどで購入するつがるとは、味の濃さが全然違う~

信州安曇野 広瀬農園
      〒399-8103 安曇野市三郷小倉3121-9 電話/fax0263-77-6619
      hirose-ringo@gray.plala.or.jp


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