鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

新しい格差社会の始まりです

2009年09月02日 | 思うこと
 民主党が大勝しました。
 正直、信じられません。なんで、政治献金で自分名義の不動産を溜め込んでいたり(●ザワ氏)「拉致被害者を取り返すには北朝鮮に大金を渡して何人か下さいって頼むしかない」と言ったり(オ●゛ワ氏)、死んだ人や覚えのない人から献金されてたり(●トヤマ氏)、日の丸を二つに切り裂いて自分の党の旗をつくったり(九州の党集会にて)反日デモに参加したり(オカ●゛キ氏)、日教組あがりで「教育は政治的な中立なんてありえない」と公言したり(・・・名前忘れた)、あれやこれやボロボロ出てくるあやしい人たちの烏合の衆である党に政権を任せてみようなんて、どうすれば思えるの・・?

 マジ、信じられない 日本人てこんなにバカだったのか・・・

 さらに信じられないのが「子ども手当て」。
 これって、配偶者控除と扶養者控除を廃止して財源にするんだよ。
 皆、それを知ってて投票したの??
 しかも、もらう側に所得制限なんて無いんだぞ。どんなにお金持ちでも、中学以下の子どもさえいれば一律にもらえる。

 どういうことかというと。
 不妊治療に専念するために妻が仕事をやめて、高額な治療費にビンボーしている夫婦から得た金を、子どもに恵まれかつ収入の多い家庭に渡すってことだよ。
 
 これが「イジメ」でなくて何なの?

 ネットの中のつぶやき。
 「(配偶者控除廃止による実質増税は)子どもが産めなかった罰金みたいに感じる」

 テレビで取り上げられるのは喜びの声ばかり。
 7,8人の子沢山で、持ち家に住んで、上品で若いおばあちゃんも家事を手伝ってるっぽい、見るからに余裕のありそうなご家庭が、中学生以下が6名いるから年31万×6で186万円もらえるといって喜んでいる。おかあさんが一言「たくさん産んでおいてよかった」って満面の笑みで。

 あーそーねそーねよかったね

 子宝という天恵の宝を手にした人はますます富み、豊かにしあわせになり。
 望んでも努力しても子宝に恵まれず、何年も何年も泣き暮らしたあげく断腸の思いで現実を受け入れる女性が増税されて、その金が、たくさんの子どもの笑顔に囲まれた女性に渡される。
 病気や高齢で扶養されていた人が、ますます家庭の中に居る理由を失い、肩身の狭い思いをする。その金も、健康に不安のない若い家庭に流れこむ。

 酷すぎる。

 新たな、陰湿な、格差社会の始まりです。

苦痛

2009年06月18日 | 思うこと
 治療を休止して3ヶ月目。
 再開するつもりはあるけど、いつ頃再開するかという話は全くしていない。
 二人とも、言い出さない。

 このまま、お互い黙ったまま、いつのまにか閉経しておしまい・・となるんだろうか。
 「これで終わりにしようね」と話し合わないまま、お互いに相手を思いやりながら黙って、寄り添って佇んだまま老いて冷たくなってゆくんだろうか。

 行く手には絶望の薄暮しか見えない。
 冥くて、寂しい。

 ・・もうこうなるとノイローゼ状態である。

 テレビCMに、小さい子供や赤ん坊が映っているのを見るのも苦痛。
 セレナとかタントとかボクシィとか、子育てだの親になるだのを謳い文句にしている車のCMなんか最悪。

 仕事で顧客と電話で話していると、向こうで赤ん坊のむずかる声や小さい子が「お母さん」と呼ぶ可愛らしい声が聞こえるのも苦痛。

 今どきのチュニックファッション、フワッとした胴回りの服をヒラヒラ着ている若い女性が、全て妊婦に見えて、苦痛。

 うちの職場はパート主婦が多い。休憩室の雑談は必然的に家族の話が多くなる。行事シーズンには子供のやれ運動会だ入学式だとそういう話題の花盛り。愚痴も飛び交うが、私には子育て自慢大会にしか聞こえない。だから、なるべく休憩室には近寄らない。昼食も一人で外に出る。

 うちの職場はパート主婦が多い。休憩室の雑談は必然的に家族の話が多くなる。当然のように話しかけられる。
 「・・で?ミソサザイさんとこは子供何人?」
 「ミソさんのお子さんは何歳?」
 ・・本当に、この質問、多いのだ。まだ20代のころからしょっちゅう聞かれた。
 ホントのところ、私の背後には誰かいるのか?

 うちの職場はパート主婦が多い。座っての事務仕事なので、妊婦も複数いる。別に居てもかまわないが、隣の席には座りたくない。彼女らをちやほやする同僚女性たちの私語が五月蠅いから。
 「何ヶ月?えらいね、よく働くね~」「すごくないよ、安定期だから全然平気だし」「でもさぁ、あたしだったら家にいる~」「だって働かないと」「でも偉いよ~」ペチャクチャキャピキャピ・・・
 ・・・トラブルなく安定期に入って、座り仕事で、エライって褒められて有頂天になってる。何度注意されても大声で私語するマイペースぶり。このくらい図太くないと妊婦にはなれないのか?と思ってしまう。
 まぁいいだろう、大目に見よう、幸せのど真ん中にいる人に、となりの同僚が不幸を抱えているかもしれないと想像しろと言う方が無理な話だ。

 流産手術の翌日には通常通り勤務し、職場の誰にもそのことを知られず、だれにも労わられず、慰められもせず、しょっちゅう「お子さんは?」爆弾を笑顔でかわすミソ。

 誰かアタシを、エライって褒めてください・・・

何の音・・?

2009年02月28日 | 思うこと
 歯を磨き、パジャマに着替え、やれやれ今日も寝ますか~・・と布団にもぐりこむ。目を閉じて、リラックス~・・

 ・・と。
 枕元で微かな、何ともいえない幻のような音がした。

 コニョ・・ というか カショ・・ というか。

 柔らかくて乾いていて、でも何だか生き物っぽい音。
 おもわず身体を起こして辺りを見回す。
 この季節だから、まさかゴ●●リではあるまい。入り込んだハエでも止まったか?いや、周囲には動くものは無い。じゃあ、脱いだ服が崩れてたてた衣擦れの音?・・でも衣擦れの音ならそうと分かるし、そんな音じゃなかった、だいいち崩れるような置き方はしていない。

 何の、音?

 ふと目をやると、枕元の頭の上で、その日の夕方、仕事帰りに買って花瓶に生けていたスカシユリのつぼみがほどけていた。

 蓮の蕾は開くときに「ポンッ」と音がするのだと話に聞いたことがある。いつの日かその音を聴いてみたいと憧れてはいるが、考えてみれば夜も明けやらぬ早朝から蓮の揺れる池の傍に佇み、いつ咲くか分からない花を待つなんて贅沢な時の過ごし方が現代日本人に許されるとは考えにくく、蓮の花の開く音は「マイ水琴窟」と同じく、永遠のあこがれのままで終わるのだろうな・・などと思っていた。

 しかし、予期せず「蕾の開く音」なるものを聴いた・・ような気がする^^;

 本当に幻のような音だったんだけど。
 気のせいかもしれないけど。

 ちょっぴり幸せな気持ち・・

ちょっと浮上(笑)

2009年01月16日 | 思うこと
 年が改まりました。

 冬が本格的になったということで、山羊座生まれのミソサザイとウソ君、仲良くひとつづつ年をかさねました。

 多分、いろんな意味で『本気で』ガンバルのは今年1年になると思います。悔いの無いよう、心をこめて頑張ろうと思います。

         

 ミソサザイは、とある生命保険関係の窓口業務をしています。顧客の方々の保険の請求のお手伝いをするので、入院とか通院とか手術とかのお話を伺うのが毎日の仕事です。

 当然のことながら、産婦人科系の話も毎日のようにお聞きします。職場の同僚は何十人もいますから、ミソが受け持つお客様はごくごく一部。にもかかわらず、産婦人科系のお話を聞かない日はありません。
 ですから、出産というものは、病気ではないけれど、やっぱりリスクのある、場合によっては【命がけ】のことであると思わずにはいられません。

 正直言って、昨年秋に流産してからは、毎日の仕事の中で「帝王切開で出産しました」とか「妻が切迫早産で入院して退院しました」とかいうお話を伺うと、その都度胸がズキンズキンと痛んで、辛かったです。仕事ですから、大人ですから、表面はまったく平静に、他の病気や怪我の場合と同じように、顧客に対応してましたけど。
 特に、流産手術直後の1,2週間は、顧客の妊娠出産関係のお話が終わるとその都度涙が出そうになって困りました。あわててトイレに駆け込んだこともあったなぁ。

 年が明けて、最近ようやく胸が痛まなくなってきました。顧客に心から「どうぞお大事になさって下さいね」と声をかけられるようになってきました。

 ああ良かった。癒えてきたかな。これで仕事が楽にできるなぁ。時間の流れは、ありがたいなぁ・・

 あとね、流産のお話を聞くのも珍しくはない。この悲しみを、20代~40代年齢を問わず、人知れず味わっている女性は世の中に沢山沢山いるんです。
 そして多分、保険対象ではないのでミソにはわからないけれど、諸事情で望まないため堕胎する女性も沢山。

 人生は、いろいろです。ホント、奥が深い・・
 

どん底

2008年11月03日 | 思うこと
 ミソサザイは変なヤツです。
 もともとネアカ(死語?)なのか防衛反応なのか、本当に辛くて悲しくてどん底になった時に、フッと、ふざけたような気分が湧いてきたりする。ミョーにテンション高くて、活動レベルが上がったり。
 家族が亡くなった時もそうだった。ショックで寝込んでも全然おかしくないシチュエーションにもかかわらず、全然疲れを感じなかったミソは、葬儀の供物だの手続きに必要な書類だのを集めに、街中を東奔西走、自転車かっ飛ばしてたっけ。

 我ながら、変なヤツ。素直じゃない。

 ・・つーか、素直に悲しみに向き合う力がない、と言うほうが当たってるかもしれない。こうやって忙しくして、気をまぎらした方が、楽、なのだ。
 悲しみはマッチポンプ。自分でどんどん自分を悲しい方辛い方へと追い込むことがわかってるから、できるかぎり自分自身と・・自分の感情と、向き合わないようにする。

 現実逃避は良くないことかもしれない。
 でもそれによって、家族あるいはウソ君との日常生活が滞らず、また職場にも影響が及ばないのであれば、現実逃避の受益者は私ひとりではなくなるわけで、社会人である以上は、そういう対処の仕方も、まぁ許せるか・・という気分になる。
 時間がたてばうすらぐ痛みってのも、あることは確かだし。

 タイミング。AIH。IVF。ICSI。分割胚移植。胚盤胞移植。たーちゃん進行流産。ツヨちゃん化学流産。そして今回、記事ではハッキリご紹介はしていなかったけど、りんごちゃんというコを稽留流産。部分麻酔による手術も経験。
 これで不妊治療のバリエーションはフル経験・・かな?

 も~いいです。人生経験値としては充分だと思いますです。

 残るは・・まさかの自然妊娠!
 ・・てことに、ならないかな ・・・ないか、それは

感情

2008年10月31日 | 思うこと
 悲しい。
 けれど、事情があって悲嘆にくれる時間的余裕がもてなかったので、悲しむのは1週間後と決めて、必死に、ひたすらに、平常心で毎日を送った。風邪気味の体調の悪さもあって寝床に入ってから2回ほど涙が出てしまう時があったけど、それでも意識を悲しみに集中しないよう努力して、短時間で涙を乾かした。
 意外に、頑張れた。
 1週間が経ったときには微かな達成感すらあった。

 泣いて過ごしても1週間。
 笑って過ごしても1週間。
 
 感情ってのは自分の意志で何とかできるものだね。・・っていうより、自分のココロが自分の意志に丸め込まれているってことなんだろうか。いわゆる抑圧ってヤツ?
 ・・そこんとこは自分でもちょっと不安
 抑圧なら、別な時に反動がきそうだな。形を変えて。
 ・・あ゛? 風邪と思っていた体調の悪さは実は、反動が身体の方に出たものだったんだろうか?

 まぁいいや、どっちでも。

 人は悲しいから泣くのではない。泣くから脳が悲しいと認識する。
 それと同様に。つくり笑いでも、笑顔は健康に良いそうだ。顔の筋肉の動きを脳が感知して「あれ?笑ってるぞ?・・てことは、楽しいのかな?」とかんちがいしてくれるらしい。

 笑おう。
 悲しくても、笑顔をつくろう。

 いまのミソサザイにできるのは、そうやって時間を流すことだけ。

ヒモつき林檎

2008年10月02日 | 思うこと
 安曇野のりんご。品種は「つがる」です。

 ヒモが結ばれているのにご注目下さい。
 これは落果防止のためだそうです。

 自然な状態のつがるは収穫直前に落ちてしまうという性質があり、年によっては半分以上落ちてしまうこともあるそう。
 そのため一般には落果防止剤というホルモン剤を使う。つがるという品種のりんごを栽培する上では、やむを得ないそうです。(し、知らなかった・・

 でも、特別栽培(減農薬・無化学肥料栽培)をしている【信州安曇野 広瀬農園】では、環境への負荷や安全性、おいしさを考えて、この防止剤を使わない。
 ・・しかしそれでは、おいしくなるまで充分に熟させようとすればするほどりんごを失う結果になる。でも未熟なうちに収穫したくない。
 
 熟慮の結果が、落ちないようにりんごを紙ヒモで結んでしまう、という方法でした。

 「結びのつがる」
 簡単な発想と思いがち。
 けれど、もし「りんご狩り」とか「みかん狩り」とかの経験があれば、農家でない私たちにも容易に想像できるでしょう、実ったひとつひとつをヒモで結ぶ作業の大変さ・・

 「結ぼう!」と決断した時点で、この生産者がいかに「美味しくて安全なりんご」を作ることに情熱を傾けているかをうかがい知ることができます。「こんなこと考えるりんご農家は、日本中できっとこの広瀬農園だけだよ」とウソ君。応援したい、若いりんご農家さんです。

 さっそく頂きました。
 スーパーなどで購入するつがるとは、味の濃さが全然違う~

信州安曇野 広瀬農園
      〒399-8103 安曇野市三郷小倉3121-9 電話/fax0263-77-6619
      hirose-ringo@gray.plala.or.jp

ぷすぷすぷす・・

2008年09月26日 | 思うこと
 なんかこう。
 不完全燃焼な火がぷすぷすと黒煙をあげてて、でも今さら酸素とか送ってももう再燃するのは無理・・みたいな、スッキリしない気分の毎日です。

 結局、コガモちゃんは妊娠でした。予定日は11月らしい。
 あの記事の直後(8月上旬くらいに)、10月になったらボランティアの手伝いを休ませて欲しいとメールで言ってきた。
 ・・一緒に働いていて、途中で来れなくなると分かってるなら、直接顔を合わせた機会に挨拶のひとつもするのがフツーでは? それをメールで済ますか?
 コ~ガ~モ~

 良い子とはいえやはり今時の20代と考えればいいのか。ボランティアで貢献している人たちの目の前で「タダ働き、物好きだね~。オレならやらないね」と平気で言い放つゴイサギ氏の、さすがは妻、と言うべきか。

 しかも、ボランティアを統括している会長へも、私から報告させようとしているのが文面からミエミエ。なので「毎日暑いから、もう無理して事務所へ来なくていいよ。それから会長へは、来れなくなる事を自分できちんと報告しなさい」という主旨のことを、こちらもメールで済ませたさ!
 だ~れが好き好んで、大っきらいなゴイサギの慶び事を報告するか。そんな伝言係やってやる義理はオレには無い

 数日後。コガモちゃんは会長に報告(多分メールで)したらしく、会長は上機嫌で私をつかまえて言った。「どうもコガモちゃんがおめでたらしいよ。だからミソサザイさん、新しいお手伝いの人を募集しなきゃね~」 ハイそうですね。
 その時初めて聞いたような顔をしてあげました。
 ・・ま、私だって不惑過ぎの大人ですから?このくらいの演技はしてあげますよ、ええ。
 《自分が真っ先に慶び事の報告をスタッフから受けて、皆にご披露できた》ことに、会長はとても満足げでした。

 ・・ほら見ろ。
 ゴイサギ&コガモ夫婦よ。人の心の機微に対してこういう配慮をするのが大人ってもんだよ。少しは社会勉強なさい。

 コガモちゃんのあまりの自己チューな態度に「おめでとう」の5文字は出せずじまいでした
 でも会長への報告を助言してフォローもしてやったんだから、それでチャラにしてくれ。

言えない・・

2008年08月01日 | 思うこと
 仕事の他に、ボランティアをしている。
 その事務作業をミソサザイと分担しているコガモちゃんは、20代半ばの、声の大きい、明るくて素直な良い娘。彼女は、ミソも知っているゴイサギ氏(38歳)と去年の秋に結婚した。

 ゴイサギ氏は・・人のことを悪くは言いたくないが、あまり性格の良い人物ではない。根っこの部分は普通なのだが、その表面を覆うひねくれ方が子供っぽくていただけない。ワルぶってるクセに人の良さが透けて見える、それが恥かしいのか何なのか、人を傷つけることで自分の優位をアピールするのが得意技。自分の欠点は、ムキになって自己正当化して認めない。自分より弱い立場の女性と見るや、アゴで使う。等など・・・
 ハッキリ言って、ミソは彼が大嫌い。自分が傷つけられるのは(もちろんイヤだけど)まぁその場を我慢して一晩寝ればすぐに忘れるタチなので、それはいいけど、それよりも、彼の言動が他の人を傷つけたり陥れたりするのを見聞きするのがスゴくイヤで許せないのだ。

 ゴイサギ氏を知る人たち(=多少なりと被害を被った人たち)は皆、彼のあまりの性格の悪さに、カノジョなどまず出来ないだろうと思っていた。だから、コガモちゃんと結婚したと知ると、誰もが祝福より先に口にする言葉が「・・何で??」だった まだ20代の、性格の良いコガモちゃんが、よりによってなぜ40目前のゴイサギ氏なんか選んだんだろう。

 まぁ、男と女のことは、当人同士にしかわからないことがあるからね。
 コガモちゃんの選ぶ人生、ミソがどうこう言うことじゃない。お幸せにネ。

 ・・で。その後も1,2ヶ月に一度くらい、ボランティアの作業場でコガモちゃんと会うことがある。
 最近、暑くなってきて、服が薄着になってきた。
 そして気になる、コガモちゃんの体型。
 ・・その腹まわり、20代の女の子にはあり得なくないか?・・もしかして?

 でもな。
 同じ職場の10代でママになった女の子も、去年の夏、あり得ない腹まわりをしていて、てっきり二人目か~いいな~とか思っていたら、ただ太っていただけだったってこともあったしな。

 ナーバスになりすぎじゃ、ワシ・・

 こういうことは、こちらから「おめでた?」とか訊かないほうがいいんだろうと思って、なるべくコガモちゃんの体型をジロジロ見ないようにしている。必要があればあちらから言ってくるだろうし。

 だいいち、大っ嫌いなゴイサギ氏が父親になると思っただけでムカつく。
 コガモちゃんは良い娘だから、幸せな母になって欲しいけど、ゴイサギ氏が幸せになると思うとフクザツだ。
 何であんな、人を傷つけるのが楽しみみたいな人物が、子を得て幸せになるのじゃ・・あんなヤツの遺伝子がこの世に引き継がれ、ウソ君みたいな高潔で優しい人物の遺伝子は残せない・・この世は理不尽だ。

 いざその時になったら「おめでとう」とコガモちゃんに、自然な笑顔で言ってあげられるかな・・
 つーか、ゴイサギ氏に対してそれを言えるか、だな・・ 
 腹をくくっとかんと。 

口は災いの・・とはいえ

2008年02月09日 | 思うこと
 倖田來未さんが自身のラジオ番組で言っちゃった「羊水腐る」発言。
 ・・まぁ、居酒屋のダベリじゃないんだから、公共の場では言葉には気をつけましょう、とは思いますが。波紋があまりにも激烈で、何だかな~って気分になっちゃいました。

 この話を私が最初に知った時は「なぁ~に言っちゃってるんだか。おバカなコ」と思っただけで、何の感情も動かされなかったけど。
 思うにコレは内容だけの話じゃなく、タレントとしての彼女自身に対する反発に火を点ける口実を与えてしまったってことなのかもね~。彼女のCM、ネット上でかなり叩かれてたもんね。別にCMの出来は悪かないと思うが・・カワイソウに・・。

 この発言に反発を表明した手紙の中には「私は母が35歳の時に生を受けました。何か私自身がけなされたようで、哀しくなりました」とかゆーのもあったそうな。
 ???
 それって、感じすぎとちゃう?
 そういう、高齢出産を揶揄するような文脈で出てきた発言なの?? 実際にラジオを聴いていないから何とも言えませんが。

 かつての柳沢厚生労働大臣の「産む機械」発言もそうだけど、前後の文脈を捉えず、抜き出した部分(単語)だけでバッシングを展開する、そういう「言葉狩り」的な、底の浅い激しいリアクションが目について、気になる。社会全体がキレ易くなってる、みたいな。「謝罪力」とかゆって、謝り方まで評価するけど、そもそも「怒り」また「許す」側自身は、人としてどうなのだ・・という内省はそこにあるんだろうか。