鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

どん底

2008年11月03日 | 思うこと
 ミソサザイは変なヤツです。
 もともとネアカ(死語?)なのか防衛反応なのか、本当に辛くて悲しくてどん底になった時に、フッと、ふざけたような気分が湧いてきたりする。ミョーにテンション高くて、活動レベルが上がったり。
 家族が亡くなった時もそうだった。ショックで寝込んでも全然おかしくないシチュエーションにもかかわらず、全然疲れを感じなかったミソは、葬儀の供物だの手続きに必要な書類だのを集めに、街中を東奔西走、自転車かっ飛ばしてたっけ。

 我ながら、変なヤツ。素直じゃない。

 ・・つーか、素直に悲しみに向き合う力がない、と言うほうが当たってるかもしれない。こうやって忙しくして、気をまぎらした方が、楽、なのだ。
 悲しみはマッチポンプ。自分でどんどん自分を悲しい方辛い方へと追い込むことがわかってるから、できるかぎり自分自身と・・自分の感情と、向き合わないようにする。

 現実逃避は良くないことかもしれない。
 でもそれによって、家族あるいはウソ君との日常生活が滞らず、また職場にも影響が及ばないのであれば、現実逃避の受益者は私ひとりではなくなるわけで、社会人である以上は、そういう対処の仕方も、まぁ許せるか・・という気分になる。
 時間がたてばうすらぐ痛みってのも、あることは確かだし。

 タイミング。AIH。IVF。ICSI。分割胚移植。胚盤胞移植。たーちゃん進行流産。ツヨちゃん化学流産。そして今回、記事ではハッキリご紹介はしていなかったけど、りんごちゃんというコを稽留流産。部分麻酔による手術も経験。
 これで不妊治療のバリエーションはフル経験・・かな?

 も~いいです。人生経験値としては充分だと思いますです。

 残るは・・まさかの自然妊娠!
 ・・てことに、ならないかな ・・・ないか、それは