鴻待日和

44歳。進行流産・化学流産・稽留流産。
愛しい人の子を抱ける日は来るのか・・・?

言えない・・

2008年08月01日 | 思うこと
 仕事の他に、ボランティアをしている。
 その事務作業をミソサザイと分担しているコガモちゃんは、20代半ばの、声の大きい、明るくて素直な良い娘。彼女は、ミソも知っているゴイサギ氏(38歳)と去年の秋に結婚した。

 ゴイサギ氏は・・人のことを悪くは言いたくないが、あまり性格の良い人物ではない。根っこの部分は普通なのだが、その表面を覆うひねくれ方が子供っぽくていただけない。ワルぶってるクセに人の良さが透けて見える、それが恥かしいのか何なのか、人を傷つけることで自分の優位をアピールするのが得意技。自分の欠点は、ムキになって自己正当化して認めない。自分より弱い立場の女性と見るや、アゴで使う。等など・・・
 ハッキリ言って、ミソは彼が大嫌い。自分が傷つけられるのは(もちろんイヤだけど)まぁその場を我慢して一晩寝ればすぐに忘れるタチなので、それはいいけど、それよりも、彼の言動が他の人を傷つけたり陥れたりするのを見聞きするのがスゴくイヤで許せないのだ。

 ゴイサギ氏を知る人たち(=多少なりと被害を被った人たち)は皆、彼のあまりの性格の悪さに、カノジョなどまず出来ないだろうと思っていた。だから、コガモちゃんと結婚したと知ると、誰もが祝福より先に口にする言葉が「・・何で??」だった まだ20代の、性格の良いコガモちゃんが、よりによってなぜ40目前のゴイサギ氏なんか選んだんだろう。

 まぁ、男と女のことは、当人同士にしかわからないことがあるからね。
 コガモちゃんの選ぶ人生、ミソがどうこう言うことじゃない。お幸せにネ。

 ・・で。その後も1,2ヶ月に一度くらい、ボランティアの作業場でコガモちゃんと会うことがある。
 最近、暑くなってきて、服が薄着になってきた。
 そして気になる、コガモちゃんの体型。
 ・・その腹まわり、20代の女の子にはあり得なくないか?・・もしかして?

 でもな。
 同じ職場の10代でママになった女の子も、去年の夏、あり得ない腹まわりをしていて、てっきり二人目か~いいな~とか思っていたら、ただ太っていただけだったってこともあったしな。

 ナーバスになりすぎじゃ、ワシ・・

 こういうことは、こちらから「おめでた?」とか訊かないほうがいいんだろうと思って、なるべくコガモちゃんの体型をジロジロ見ないようにしている。必要があればあちらから言ってくるだろうし。

 だいいち、大っ嫌いなゴイサギ氏が父親になると思っただけでムカつく。
 コガモちゃんは良い娘だから、幸せな母になって欲しいけど、ゴイサギ氏が幸せになると思うとフクザツだ。
 何であんな、人を傷つけるのが楽しみみたいな人物が、子を得て幸せになるのじゃ・・あんなヤツの遺伝子がこの世に引き継がれ、ウソ君みたいな高潔で優しい人物の遺伝子は残せない・・この世は理不尽だ。

 いざその時になったら「おめでとう」とコガモちゃんに、自然な笑顔で言ってあげられるかな・・
 つーか、ゴイサギ氏に対してそれを言えるか、だな・・ 
 腹をくくっとかんと。 


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2 コメント

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辛いとこッス!! (めぐ)
2008-08-03 23:59:09
どんなによい人でも、妊娠したと聞くだけで勝手に傷ついてしまう私・・・ 気持ちわかります。
それがさらに嫌いな人ならなおさら。

傷つきながら、笑顔でおめでとうと言い、心がモヤモヤしながら家に帰ってメソメソ‥ですよ!!
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うん・・! (ミソサザイ)
2008-08-04 21:52:23
笑顔でおめでとう、ダッシュで家に帰ってメソメソ・・ですね!

辛いけど、頑張るぞ
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