NPOワークスみらい高知PRESS

「NPOワークスみらい高知」の日々の活動のほか独自の視点で障害のある人を取り巻くことについて伝えていきます。

障害者スポーツ指導員養成研修で講義

2005-07-31 22:13:52 | Weblog
表題研修会で約30名を対象に3時間「障害者福祉」を講義しました。慣れたテーマと高をくくっていたため、事前準備を怠り、流れの悪い講義内容となってしまいました。慣れた仕事でも初めての気持ちで取り組むことが大切だと反省しきりです。
あっという間に明日から8月、新たな気持ちでがんばります。

スタッフ2名内定

2005-07-30 21:22:18 | Weblog
募集していたスタッフが2名内定しました。30代半ばのこの女性には「百石町のデリカショップとグループホーム」を担当していただく予定です。福祉従事の経験は余りありませんが、新しいことを始めるということにやる気を感じさせてくれました。もう1名は、私が非常勤講師を務める福祉専門学校を家庭の事情で中退することになった、とてもやる気のある元気な20代後半の女性です。彼女には、構想中の「北本町デイサービス」または、「大川筋就労訓練事業」を担当してもらう予定です。前職の都合、家庭の事情などで就業にはまだ時間がかかりますが、もうすでにあれこれと構想を練りはじめてくれているという意味では十分にスタッフであると言えるかも知れません。

仲間とデイサービス事業を検討しています

2005-07-29 23:11:14 | Weblog
就労支援がメインのこの活動にあって、不思議に思われるかもしれませんが、デイサービス事業開始を検討しています。長く障害のある方に関わってきて思うのは、働くという社会活動ができる障害のある人にその視点を持って関わっていないこと、一方手厚い介護が必要な重度重複の障害のある人には必要な支援がほとんどないということです。私は、重度障害者に対する支援が併行されてこそ就労支援も生きてくると思っています。
以前よりそんな話を仲間(3団体)とする中、北本町のビル(その仲間が保有しています)1Fにデイサービススペースが完成しました。現在、重度重複障害児者、高齢者、子どもまでサービスを必要とする人を幅広く受け入れる小規模多機能型デイサービス開始に向け話し合いを重ねています。3団体ともサービスの意義についての共有はできていますが、いずれの団体が主体となって行うことが適当かについては結論が二転三転しており、今後さらに協議を必要としています。実施にはまだ時間がかかりそうですが、今日の会議で、いずれが行うにしても協力支援体制を保つこと、さらにそれぞれのサービス機能を相互利用していくグループ関係を築いていくことを確認しました。それぞれのサービスを持ち寄り複合体になることで、障害種別、程度に応じた幅広く魅力的なサービス体制を構築できると考えています。

就労移行支援事業を試行する術

2005-07-28 23:46:14 | Weblog
国会審議中の障害者自立支援法は、就労支援を柱の一つとしています。その具体的方法として「就労移行支援事業」が新設される予定です。これは、就労を希望する方に対し有期限で訓練サービスを提供しその実現を図るもので、これまでの囲い込み型の授産施設のあり方を根本から見直したものです。施行後は、この「就労移行支援事業」を活用して就労トレーニング~就労コーディネートを行うよう情報を収集中です。そんな中思いがけず、その施行を待たずとも現行事業体系で活用できる可能性のあるサービス事業があることがわかってきました。(無認可作業所ではもちろんありません)
直接雇用の場作りを進める中、就労訓練機能の重要性、それも他法人に委ねない“自前”のものを保有することの必要性を痛感しましたので、現行法体系にあってもNPO法人として実施可能なサービスを活用しながら、本番の「就労移行支援事業」を見据えた事業開始ができるよう担当課との話し合いを始めたいと考えています。

コミュニケーション支援のセミナー

2005-07-27 23:05:41 | Weblog
既報のセミナーの開催が決定しました。11月6日(日)愛知県東海市の星城大学リハビリテーション学部より畠山卓朗教授をお迎えして「知的障害者とコミュニケーション支援」をテーマに開催します。会場と時間は未定(場所は北本町ビルが濃厚)ですが、従来の福祉に新発想をもたらす好機となること必至。どうかお楽しみに。「うぇるぱ高知」さん、コーディネートに感謝です。
畠山先生のホームページはこちら畠山卓朗のホームページ

研修助成金の活用方法

2005-07-26 23:30:16 | Weblog
県の外郭団体、高知県中小企業団体中央会が「事業の活性化に活用を」と内部研修のための助成金を用意してくれています。今日はその研修のプログラムについて担当の方と打ち合わせを行いました。現在の予定では、前日お伝えした「知的障害者と福祉機器」についての研修と、事業化を予定している「福祉用具メインテナンスセンター」について県内の福祉用具事業所との勉強会を開催することにしています。予算上は3回分の経費が計上されていますので、さらにもう1件企画することにしています。「研修のための研修」で税金を無駄遣いすることは避けたいと思います。事業に直結する生きた内容にすることが求められます。

知的障害者と福祉機器のセミナー開催へ

2005-07-25 23:31:31 | Weblog
先日お伝えした知的障害のある人の社会活動を支援する福祉機器について、早速「うぇるぱ高知」からネットワークを通じ神奈川県の専門家にコンタクトしてくださいました。来高を申し出ていただいたとのことで、9月から11月のいずれかでセミナーを開催することにしました。扱いの容易なレジスターなど社会活動を支援する機器について講師を招き、実機をもとに知的障害者と環境整備について学ぶ絶好の機会となりそうです。

参議院で「障害者自立支援法案」審議がはじまります

2005-07-24 22:48:26 | Weblog
今月15日に衆議院本会議を通過した「障害者自立支援法案」が参議院厚生労働委員会での法案審議に明後日から入ります。審議の模様は、以下のホームページで見ることができます。参議院インターネット審議中継
衆議院厚生労働委員会における審議を見ましたが、衆議院インターネット審議中継(ライブラリで見られます)
費用負担の話ばかりで改革の本質を与野党どちらもテーマにしないのが残念でした。全国各地でも反対集会が開かれているこの法案、これまでの障害者福祉にあって画期的な進歩(保護から機会への基本方針の転換)と後退の面(費用負担における扶養義務の考え方の復活)双方あるものだと認識しています。この国のノーマライゼーションの行方を左右する法案です。その審議の内容を一度覗いてみてはいかがでしょうか。

定例会を再開します

2005-07-23 22:18:11 | Weblog
以前は月に2回行われていた定例会が諸事情により中断しています。様々な混乱もようやく収束に向かい、新しい動きも活発になってきました。まずは、新体制下での事業概要を説明したいと思います。8月初旬をめどに定例会の案内をさせていただきますので、引き続き趣旨に賛同いただける方は、名簿上の会員にとどまらず積極的にご参加いただきたいと思います。場所はこれまでのCafe&Lunchげ*ん*きを離れ、新しく事務局を置く北本町のビルで行うことにしています。駐車スペースもたっぷりありますので、ご遠慮なく車でお越しください。ただ、机、椅子などの備品関係が揃っていませんので、もしかしたら膝つき合わせての車座談義になるかもしれません。どうかご了承ください。

スタッフ候補と面接

2005-07-22 23:43:33 | Weblog
相次いで縁のできた2名の方とお会いし、事業構想等について説明を行いました。どちらの方も、現状に満足していない熱さを感じることができました。ただ、出来上がった事業ではなく、これから作っていく事業であるため困難も予想されます。そのことを踏まえた上で事業参加するかどうかを考えるよう伝えています。・・・不思議です。一時期、孤立無援に陥ったと思っていました。気が付いたら以前より熱い仲間が増えてきました。“助けてもらえないのは助けてこなかったから”と教えられたことがあります。あらためて肝に銘じようって思います。