コメント欄に、「利用者扱いがひどいようですが、どうなんですか?」とネットの匿名性に隠れ名を明かさないままのご質問をいただきました。
新しい発想による事業展開が、既存の障害者福祉に反発を抱かせているようで、様々な怪情報が飛び交う度に注目度を感じますが、このコメントと同様、正面から向かってくるものはなく、やりとりする気になりません。
ご指摘の“ひどい”扱いが何を指すのかはわかりませんが、「働く」ということは、デイサービスでお遊戯することではありませんから、無断欠勤をするとか、遅刻を繰り返すとか、障害が理由ではない人としての働く基本に問題があれば、当然厳しく対応する場面もあります。今までの障害者施設では、「障害があるから仕方ない」と甘やかされていたのかもしれませんが、当事業所が、一般の職場のレベルで社会に存在することを目指している以上、障害者としての甘えは許されません。車椅子の利用者に「立って働きなさい」とか、知的の障害のある人に「レジ計算くらいできるでしょ」とか、精神の障害のある人に「妄想なんか忘れなさい」などという無理難題を指示指導しているわけではありません。
障害者に限らず、働く全ての人が少なからずその職場に不満を持っているように、それぞれの利用者も大満足して働いているわけではないでしょう。病気の悪化による再入院や、対人関係、事業所への不満を理由とする利用停止(ケースによっては、相談支援センターを核に行政関与もいただき対応)も複数件あります。事業者としての責任を全うするのが責務であることは当然ですが、同時に、すべての人が満足できるほど全知全能ではない、自身ただの人間で聖人君子ではないことも十分覚知しています。残念ながら力及ばず、トラブルや不満で去られる方もあるからこそ、多種多様な事業者選択の機会があるのだと思っています。
そんな新興の事業所ですが、出入りを経ながら、利用者は増え続け、定員66名をオーバーしました。昨日の理事会でも待機者が出る状況に、どう対応するかを検討したばかりです。ひがみ、やっかみに満ちた悪評や妬み、嫉みからの噂もある中、選択してくださる障害者が見せる自信に満ちた労働者としての表情は一つの回答だと思っています。全知全能でなくとも、ただ愚直に、働くに足りる職場であるよう、精一杯努力して行きたいと思っています。
ちなみに、当事業所では、障害者に生涯を内職仕事で過ごさせ、なおかつ時給30円とか100円で、月額8,000円やら10,000円の工賃を渡して我慢してもらう一方、事業者はその支援報酬で悠々一般生活を営むなどという“ひどい”扱いは存在しないことは強くお伝えしておきたいと思います。
なお、利用者からの苦情に関しては、法令上の形式として各事業所備え付けの苦情箱および第三者委員が対応していますが、より実態的な対応として、日常的に相談支援センタースタッフが、表情、態度、言動等を観察し、不満や不安その他の芽についての早期発見、介入に努めています。どこの先生か、職員か、旧知の方かは存じませんが、ご質問は当事業所に直接か担当課まで実名でお寄せくださいますようお願い申し上げます。(ブログ上で、不毛なやりとりはいたしませんので、批判こそ卑屈な匿名性に逃げ隠れせず、真っ向からかかってきてください。対応するに値するものであれば堂々と受けて立ちますので。)
最近、外部に伝えることに意味を感じなくなり、このPRESSにも投稿をしなくなっています(してもとっても短い)。燃え尽きたわけでなく、意欲ますます盛んで、周囲から羽交い絞めされて(笑)展開を止められるくらいなのに。。。
以前「知ってもらいたい。わかってもらいたい」と伝えることに必死だったのは、満足できない日常の心の隙間を誰かに理解してもらうことで埋めようとしていたんだと思います。伝えたいとは思わなくなった今、感じるのは「うまく行かないことも含めて、充実感いっぱいにへとへとにぐったりと毎日を過ごしている自分は、だめでだらしない部分もいっぱいだけど、その生き方好きだな」ということです。
このブログには、一日実人員で200名のアクセス(閲覧数は500を超えます)があります。中には、事業がうまくいかないことを願っていたり、竹村はムカついて仕方がないけど気になって気になってという人がいることはよく知っています。
久々に長々書いてみて、最後になって全て含めて「ま、どうでもいっか」(事業者責任は果たすことは当然として)と心からスッキリ思ってしまいました。動揺しなくてゴメンナサイ。
新しい発想による事業展開が、既存の障害者福祉に反発を抱かせているようで、様々な怪情報が飛び交う度に注目度を感じますが、このコメントと同様、正面から向かってくるものはなく、やりとりする気になりません。
ご指摘の“ひどい”扱いが何を指すのかはわかりませんが、「働く」ということは、デイサービスでお遊戯することではありませんから、無断欠勤をするとか、遅刻を繰り返すとか、障害が理由ではない人としての働く基本に問題があれば、当然厳しく対応する場面もあります。今までの障害者施設では、「障害があるから仕方ない」と甘やかされていたのかもしれませんが、当事業所が、一般の職場のレベルで社会に存在することを目指している以上、障害者としての甘えは許されません。車椅子の利用者に「立って働きなさい」とか、知的の障害のある人に「レジ計算くらいできるでしょ」とか、精神の障害のある人に「妄想なんか忘れなさい」などという無理難題を指示指導しているわけではありません。
障害者に限らず、働く全ての人が少なからずその職場に不満を持っているように、それぞれの利用者も大満足して働いているわけではないでしょう。病気の悪化による再入院や、対人関係、事業所への不満を理由とする利用停止(ケースによっては、相談支援センターを核に行政関与もいただき対応)も複数件あります。事業者としての責任を全うするのが責務であることは当然ですが、同時に、すべての人が満足できるほど全知全能ではない、自身ただの人間で聖人君子ではないことも十分覚知しています。残念ながら力及ばず、トラブルや不満で去られる方もあるからこそ、多種多様な事業者選択の機会があるのだと思っています。
そんな新興の事業所ですが、出入りを経ながら、利用者は増え続け、定員66名をオーバーしました。昨日の理事会でも待機者が出る状況に、どう対応するかを検討したばかりです。ひがみ、やっかみに満ちた悪評や妬み、嫉みからの噂もある中、選択してくださる障害者が見せる自信に満ちた労働者としての表情は一つの回答だと思っています。全知全能でなくとも、ただ愚直に、働くに足りる職場であるよう、精一杯努力して行きたいと思っています。
ちなみに、当事業所では、障害者に生涯を内職仕事で過ごさせ、なおかつ時給30円とか100円で、月額8,000円やら10,000円の工賃を渡して我慢してもらう一方、事業者はその支援報酬で悠々一般生活を営むなどという“ひどい”扱いは存在しないことは強くお伝えしておきたいと思います。
なお、利用者からの苦情に関しては、法令上の形式として各事業所備え付けの苦情箱および第三者委員が対応していますが、より実態的な対応として、日常的に相談支援センタースタッフが、表情、態度、言動等を観察し、不満や不安その他の芽についての早期発見、介入に努めています。どこの先生か、職員か、旧知の方かは存じませんが、ご質問は当事業所に直接か担当課まで実名でお寄せくださいますようお願い申し上げます。(ブログ上で、不毛なやりとりはいたしませんので、批判こそ卑屈な匿名性に逃げ隠れせず、真っ向からかかってきてください。対応するに値するものであれば堂々と受けて立ちますので。)
最近、外部に伝えることに意味を感じなくなり、このPRESSにも投稿をしなくなっています(してもとっても短い)。燃え尽きたわけでなく、意欲ますます盛んで、周囲から羽交い絞めされて(笑)展開を止められるくらいなのに。。。
以前「知ってもらいたい。わかってもらいたい」と伝えることに必死だったのは、満足できない日常の心の隙間を誰かに理解してもらうことで埋めようとしていたんだと思います。伝えたいとは思わなくなった今、感じるのは「うまく行かないことも含めて、充実感いっぱいにへとへとにぐったりと毎日を過ごしている自分は、だめでだらしない部分もいっぱいだけど、その生き方好きだな」ということです。
このブログには、一日実人員で200名のアクセス(閲覧数は500を超えます)があります。中には、事業がうまくいかないことを願っていたり、竹村はムカついて仕方がないけど気になって気になってという人がいることはよく知っています。
久々に長々書いてみて、最後になって全て含めて「ま、どうでもいっか」(事業者責任は果たすことは当然として)と心からスッキリ思ってしまいました。動揺しなくてゴメンナサイ。