NPOワークスみらい高知PRESS

「NPOワークスみらい高知」の日々の活動のほか独自の視点で障害のある人を取り巻くことについて伝えていきます。

新しいプロジェクト

2015-04-22 12:57:01 | Weblog
日本財団で勤務を開始し、3週間が過ぎました。
本日、理事長、会長に承認されました。
全く新しい就労支援プロジェクトが開始されます。

その活動の日々はこちらのブログで紹介していきます。

http://blog.canpan.info/c-project/

全国各地のみなさんとの出会いを楽しみにしています。

がんばりましょう!

ごあいさつ

2015-03-31 15:20:15 | Weblog
明日より新年度
私は東京にいます。

公益財団法人『日本財団』に席を置き3年間を目途に活動します。就労支援系の新設プロジェクトのチームリーダーとなります。

思えば、医療機関のソーシャルワーカーから始まり、社会福祉協議会を経て、特定非営利活動法人を立ち上げ、一貫して障害のある人の社会におけるステージをより真ん中にすることに取り組んできました。適切な表現ではないかもしれませんが、意識としては乗り物を変えるという思いです。
一医療機関において患者さんを社会に送りだすために必要な乗り物、高知市という地域で生活する障害のある人を社会参加させるために必要な乗り物、さらに高知市を中心に高知県という地方で障害のある人が働くという景色を創るために必要な乗り物、目的地に達するために必要な乗り物を、例えて言うなら自転車~自動車~在来線と乗り換えてきました。この10年の活動で多くの障害のある人がフロントラインで働く景色を創出し、各地から多くの見学者が訪れ、招かれることも多くなりました。それぞれの地域がさらにさらによくなるように様々なアドバイスも可能な限り行ってきましたが、なかなか結果として現れることがありません。就労支援を通じて社会で障害のある人が社会人となれるように事業者がもっともっと頑張ることを目指して昨年末「就労支援フォーラムNIPPON」を開催し、各地から1,300名近くの参加がありました。言葉を交わし、アンケートを通じて、それぞれに迷いながらもっともっと事業をよくしていきたいという熱意に触れました。

おこがましいのは承知の上ですが、全国各地にモデルとなる就労支援事業、それも単に「一軒、障がい者の働く場所を作りました」にとどまらず、その地域を元気にする規模の事業を創出するプロジェクトを構築します。もちろん細部はこれから財団内部でしっかり検討していく必要があります。これまでのように「私がやると決めたんだから当然やる」というスタイルは通用しません。手順を必要とするので一見遅々とした歩みに感じるかも知れませんが、これまでの在来線と異なり、新幹線であり、時に飛行機にもなります。財源を持ちながら各地の事業を組み立てて行く。3年間でどこまでできるのか不安であり、不明ですが、自身のやる気だけを信じて前向きに行動し続けます。この2か月は仕事の作法を習得しながら、ほとんど挨拶もできていない方々に新しいメールアドレスでご連絡する日々となるでしょう。6月以降、本格的に指導した際は、みなさまの地域にお邪魔しながら可能性を探り、同時にいくつかの事業を開始することになる予定です。

東京にいるとは言いましたが、毎日東京にいるようでは仕事は進んでいないことになります。今日は北海道、明日は九州、明後日は東北とほとんど地域に入り続ける展開となるよう積極的に活動します。

日本財団勤務に伴い、このブログは更新をしばらくお休みさせていただきます。
長らくのご愛読ありがとうございました。
日本財団での活動は近いうちにホームページ、ブログ、フェースブック等で広報されていくはずですのでどうかお楽しみに。
なお、携帯電話は継続しますが、ワークスみらい高知の業務用ですので、平日昼間は着信があっても対応することはできません。
また、メールアドレスmaster@worksmirai.comも継続することにしましたが、同様に平日昼間は対応できません。

新たな目的地に向かうため、明日から新しい乗り物に乗って進みます。変わらないのは理念、変わり続けるのは方法、どこまでもどこまでも未来へ。。。。。



不思議だなぁ、

「こんなに努力してきたのに」と思うと疲れるけれど、

「さぁ、これからだ!」と思うと元気になる


未来へ行こう!



東京~滋賀~高知~東京、そして

2015-03-15 23:12:14 | Weblog
オリンピック・パラリンピック関連のアートプログラムの会議と就労支援フォーラムNIPPON2015の実行委員会、そして4月からのプロジェクト準備のため、明日から東京に。20日には滋賀でアールブリュット関連の会議に出席したのち帰高となります。23日には直接案内することはしばらくないであろう見学対応です。27日には厚労省に伺って総合支援法関係(就労支援と相談支援の連携強化にかかる研修のあり方)のヒアリングに対応します。そしてその後は、、、、、

面白いかも

2015-03-05 01:08:17 | Weblog
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートプログラムが「東京文化ビジョン」の一環として行われるということで、立ち上げの会議に参加します。正直「よくわからない、役に立つのかなぁ」と思っていたのですが、お送りいただいた資料をしっかり読むと「これは、なかなか面白い」とかなり興味を持ちました。メンバーは著名なアーティストの方々をはじめ、各界で活躍中のそうそうたる方々ばかりなのですが、大切にしたい感覚がそこで実現できそうで、がんばってプレゼンしたいと思います。きっと4月からの展開にもつながるはずです。日本のど真ん中でそんなことできたらきっと世界が驚くだろうなぁ。楽しみです。

ひきこもりサポート

2015-03-01 01:02:58 | Weblog
4月からの新展開のプラン候補として、ひきこもりへのサポートを行っている方々http://blog.livedoor.jp/uxkaigi/と、就労も視野に新しいサポートの形を作っていくことを話し合いました。自身ひきこもりだったというOさん(嘘だと思うくらいにアクティブな女性です)すでに具体的イメージは持っていて、とても参考になりました。4月から話し合いを重ねて形にしましょうね。

就労支援フォーラムNIPPON2015の実行委員会

2015-03-01 00:45:14 | Weblog
12月の開催に向け、東京で関係機関と会議。下記のようなプログラム案(講師候補は多彩ですがお名前は伏せます)をたたき台にもっといい企画にしていくことになりました。日程はほぼ12月5日(土)・6日(日)となる見込みです。場所は新宿が濃厚。スケジュール帳にお書き込みを!

12月5日(土)
13:30~14:30
特別講演
「働くという意味について」

14:35~15:35
特別対談
「よい就労支援、よくない就労支援」

15:50~18:00
パネルディスカッション
「ドラえもんはそこにいる!」
~こんなこといいな、できたらいいな、あんな夢、こんな夢いっぱいあるけど🎶~
現実化できたらいいなというプランを語ってもらう
「それ、いただき!」というのもあり
「それ、いいね!」と思うことを実現するために仕組みを作ることもあり

19:00~21:00
ナイトセッション

12月6日(日)
9:30~11:30
分科会Ⅰ
〇一般就労を着実に進める
〇A型事業の価値を高める
〇B型事業の価値を考える
〇明日からできる工賃倍増
〇安定して働き、能力を高める雇用管理

昼食(11:30~12:30)

12:30~14:30
分科会Ⅱ
〇医療従事者と就労支援(精神障害のある方を中心に)
〇発達障害のある方への効果的支援
〇ICTを活用した障害者就労
〇新たな分野(農業・漁業・林業・畜産等)の就労の可能性
〇仕事力を向上させる環境整備の実際

14:40~15:40
講演
「行政報告」~就労支援に関する最新の情報について~

15:45~17:30
特別シンポジウム
「地方」~消滅と創生と障害者就労~


ホームページをフルチェンジ

2015-02-27 00:11:41 | Weblog
4月からの新展開を控え、2004年以来の活動を整理し現在の全てをご案内するホームページとするためデザインも含め完全リニューアルします。
急ぎ制作に入っています。今しばらくお待ちくださいませ。

各事業所それぞれに

2015-02-25 23:54:35 | Weblog
4月からの展開のため、各事業所に説明をしています。思いのほか、どこも不安に思わないようで、成長を感じます。
これまでもたくさんのトラブルがありました。これからもたくさんのトラブルがあることでしょう。人が生きるということは、楽しいことやうれしいこと、悲しいことや辛いこと、その連続です。問題はたくさん起こります。就労支援と居住支援で150名近くの方、そのご家族、地域や関係機関など様々な人々とのつながりの中で仕事をしているのですから。もちろんトラブルが起きないようにケアしていくことは大切です。それでも起こってしまうそうした事態に、きちんと対応し続けることが業務なのだと思います。その繰り返しの中で、年輪を刻み成長していっているのだと思います。トラブルばかりが目につきますが、間違いなくうれしい出来事もたくさん起こっているはずです。どこまでもどこまでも、がんばって対応して成長し続けましょう。

やりがいがあるからと言って

2015-02-22 11:02:25 | Weblog
福祉関連のトークショーでのお話。「彼らに必要なのはただお金ではない。やりがいが大切!」この種類の話を聞くたびに「それは違う」と思い続けています。そう語るその人が「福祉の仕事にやりがいがあるから自分の給料は15,000円でいい」と言うのであれば反論はしません。「彼らは市民。もっと普通にならなければならない。ノーマライゼーションだ!」と言います。普通の市民は「やりがいはあるけれど対価はない」」「やりがいには乏しいけれど対価はある」という状況に際して、直面した生活から選択するのはどちらなのでしょう?

もちろん「大いなるやりがいがあって対価も十分にある」を目指すべきです。それは相応の努力が求められます。そのことも含めてしっかり障害のある人に伝えていくことが「福祉」なのだと思います。

ご案内2

2015-02-19 12:31:11 | Weblog
これまで使用してきましたメールアドレス(master@worksmirai.com)も3月31日に休止となります。また、携帯電話も契約解除の予定です。

ワークスみらい高知の事業継続、進化はもちろんのこと、法人代表としての役職に変わりはありません。


まだ全面公開には至ることができませんが、新しい展開にどうかご期待くださいませ。