就労支援フォーラムNIPPON 2014に全国から多数のご参加をいただき、主催者として心より感謝申し上げます。お世辞にも座り心地がいいとは言えない椅子で長時間身じろぎもせず、ステージを見つめて下さった姿にみなさまの熱心さを感じました。第一回目の今回はこれまでの全てを出し尽くそうと、あえて一方通行のプログラムとし、発言したいフラストレーションが相当に溜まってしまったことと思います。すでに今日から全国の仲間とつながるためのネットワーク「就労支援ネットワークNIPPON」(仮称)の準備に入りました。就労支援事業に取り組む移行支援事業者でもA型でもB型でも、今よりもっとよくなりたいと思っていることが入会の唯一の要件です。そこには障害のある人に関わる医療福祉教育等の関係者や企業にも加わっていただきたいと思っています。考え方は多様であっていいと思います。何物も排除は致しません。しかし、「これでいいんだ」と変わらないでいることは個性ではなく「怠慢」だと思います。いいものに出会って、それが必要なものだと気が付いたなら、自分なりに取り入れる努力をすること、それが本当の多様性だと思います。ネットワークはそんな場所になります。そして第2回開催が決定した就労支援フォーラムNIPPON 2015に運営としてご参加もいただきたいと思っています。一方通行だったプログラムを双方向にするために、分科会や口頭発表、ポスター発表・・・・いろいろなアイデアを全てすぐにはできなくても具体化して仲間に届けるようにしたいと思います。ネットワークは「何かをしてもらう」場所ではなく「何かをして、自分に帰ってくる」場所にします。そう、ここでも双方向。個性を大事にしながら、変化を恐れず進化し続ける。どうか一緒に動き出しましょう!
ネットワーク案内のパンフは製作を開始しますが、当面は就労支援フォーラムNIPPON Facebook
https://www.facebook.com/sfnipponにて、お問い合わせいただいこと(各都道府県からの参加状況等々)への回答も含め、各種情報をお伝えしますので、ご覧ください。
それぞれの場所に帰ってきっと「現実はなぁ、、、」という状況で夢から醒めたような心境の方が多いのではと推察します。全国各地に仲間ができるきっかけがこの二日間で生まれました。時に励ましあい、時に愚痴りあい、そしていつまでもあきらめない人生を一緒に始めましょう。その果てない意欲がきっと障害のある人のステージを上に上に、前に前に推し進めるのだと思います。一緒に自立し続けましょう。再びお会いできることを心より楽しみにしております。
青春(サミエル・ウルマン)※一部
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
がんばりましょう!