とても多くなっている日本各地からのご見学。先週は福島、今日は広島からのご一行でした。現状を憂い、何とかしなければという方々の質問は熱心でとても期待してしまいます。地元に帰られてから「とは言ってもなぁ」と何も生まれない、変わらないのだけはご勘弁と心から思っています。いいニュースをお待ちしています。来週は京都から。そのあとは岡山、三重と続きます。構想中の全国展開に向け、つながりは大事にしていきたいと思います。
たまたま見つけました。マンガになって描かれていました。アートゾーン藁工倉庫、始めてからというもの、面白い展開は枚挙にいとまがありません。
「仕事が大変で辞めてしまう」と大いに勘違いされていますが、当法人の就労事業利用者の離職理由の9割以上は生活の破たんが原因です。最近も、盗癖が主因で近隣との関係が悪化し施設入所を余儀なくされる、住居トラブルで仕事に身が入らなくなり離職もありうる、異性関係のトラブルで生活が乱れ仕事を休みがちになる、など働いている時間以外の生活全般への支援の必要性を実感させる事例が起こっています。人として働くに足りる事業所づくりを基本にしてきたワークスみらい高知ですが、今年から本格的に、より生活力がない方への自立支援、夜間、余暇を含めた生活支援など総合的な地域包括支援体制の構築を開始します。その緒として高知市天神町に地域のリビングとなる「地域交流フロア」が設置されます。改修は今月末より（画像１Ｆ部分に設置※２、３Ｆはグループホームとして稼働中）。事業内容は今後このブログを通じて紹介していきます。予定では、「就労支援フォーラムみらい」の姉妹版として「生活支援フォーラムみらい」を来年度早々に開催する予定です。ご一緒に生活全般の支援の在り方について考えていきましょう。