NPOワークスみらい高知PRESS

「NPOワークスみらい高知」の日々の活動のほか独自の視点で障害のある人を取り巻くことについて伝えていきます。

花言葉は「思いやり」

2011-03-18 11:27:21 | Weblog
東北には大切な知人が少なくありません。出会った人たちに共通していたゆったりやさしくも粘り強くしっかりしている姿と被災に際しての行為が重なり合って胸が熱くなります。
知人から届いたメールです。まずは個人としての募金と菓子製造を主とする事業所としての物資の支援を始めています。
みなさんもどうかそれぞれのチューリップを届けてあげてください。


ガスはまだまだ復旧しておらず、カゾリンがないので緊急車両をはじめ、町中に散乱している車や建物を撤去する重機、自家用車の人たちがとても困っていますが今日あたりからかなりの物資が全国から届きはじめているようです。
水道も場所によってまちまちで、トイレやお風呂に入れない日が続いていますが、
お店に並んだり、職場の職員、保護者からの差し入れなどで食料が少しずつ手に入るようになって(みんな持ち合わせがない中で、それでもまわりを思いやって行動してる姿に胸が熱くなります)
なんとか生活が送れるようになってきました。


海外のサッカー選手が
日の丸を持ちながら「あなたはひとりじゃない、空はつながっているから、この気持ちはきっと届くはず」
「私たちは日本のみなさんと共にいます」と黙祷をしながらメッセージを発信していた報道番組を観て、思わず涙があふれてきました。
今日預かった保育園子どもたちに
「みんなで絵を描いてお父さんとお母さんに見せてあげようか」と誘うと

「助け合ってがんばろう」
「お父さんお母さん大好きだよ」
「水がはやく出るといいね」「いつもたのしい・いつもしあわせ」
などなどの無邪気なことばに、ハッとさせられ、癒され、勇気をもらいました。

通勤途中のお花屋さんでは、「花は心を癒してくれます。よろしければ一束ずつどうぞ」と、
そっとチューリップの花束が置いてありました。

…不便なことばかりだけど、不思議なことに、なぜだか幸せな気持ちになっている私です。

大切なことを、今、まさに体全体で感じています。


みんな
力を合わせています。
元気です。
心から
ありがとうございます。