高次脳機能障害「青い空」定例会

毎月１回開かれる高次脳機能障害グループ「青い空」の定例会に参加しました。将来的に「働く」ということを視野に入れてさまざまな構想を練っていますが、まだまだ実現への道は遠いといったところです。障害のある人が働くとなるとどうしても最初「できることから」と軽作業に走りがちです。残念ながらというかやはりというかそのほぼ全てがその環境（無理のない作業内容と低賃金）に慣れてしまい、ステップアップすることはありません。とはいえ、労働力としてはかなり問題となるこの特性ある障害を持ちながら、より一般的な社会参加を実現していくこともかなり難しいことです。しかしよく考えてみると、今では一般雇用もされる身体に障害のある人も知的に障害のある人も少し前までは「こんな障害があっては働くことはできない」とされてきた歴史があります。彼らが働くということの道が軽作業にしかないと結論付けず、あらゆる可能性を検討・具体化していくことが必要だと思います。