竈の神・・21
を、あげました。
その中で
「白い犬というのは、
人間になりたい、と、思っているのだ」
と、いうことを書いています。
これは、
実際のこと、なのだそうです。
犬が、人間になりたいと思うと、
白い犬になるというのが、なぜなのか
判らないのだけど
単純に 思いが真っ白(純粋)なので
毛並みも白く生まれてきて
人間はよいなあと、これまた純粋に慕うのか?と
考えたことがあるのですが、
実際の事だ、と、告げられた時
さして、驚かなかったのは、
「やはり、そうか」と、思ったからでした。
なにを、「やはり」と、思ったか、というと
落語からです。
落語に
「元犬」というのがあります。
ーもとー という女中がいて、
この、もとさんは、
元、犬だったそうで、
人間になりたいとおもっていて、
生まれ変わって、人間になったけど、
犬だったことを覚えているのです。
その事は、内緒で、
人に話しても信じられない事だろうと
誰にも喋っていないのです。
ところが、奉公先のだんなさんが、
もとを探しておりました。
「もと、もとや、もとは居ぬか?」
ーもとは、いぬか?ー
もとさん、「おみそれしました~~~!!」という
落ちだったと思います。
これだけの話なら
たまたま・・とおもうのですが
「ふたなり」とか・・
男女の両生具有者といいましょうか。
オリンピックで実際に
性別チェック?などで、
女性だと思っていたのが男性だったとか・・
今や、ネットとか、TVとかあるおかげで、
おどろきもしない「情報」になって
周知の方が居ると思います。
ところが、落語で、これを取り上げている。
もしかして、落語というのは
作り話じゃなくて
ー本当にあったことー
ー本当にありえる事ー
を、踏まえてるんじゃないか?
と、思い始めて
ネット・TVのない時代の
ニュースソースとして
いろいろな知識?を取り入れていた。
ベースにしていた。
と、思っていたので
実際の事だ、と、告げられた時
「やはり、そうか」と、思ったのです。
やはり、落語は
かなり、うんちくが深いぞと・・・
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