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憂生’s/白蛇

あれやこれやと・・・

箱舟  ☆1(№9)

2022-12-17 13:19:17 | 箱舟 第二部
(箱舟(第1部)を書き終えた私だったが、 物語の終わらせ方がしっくりこなかった。 だいいち、-私ーはこの先どうなってしまうんだろう? 彼女と共存するにしたって、どういう風に共存していくんだろう? 寄生植物を考えたって、寄生側が宿主を殺してしまうようなことを しないのとおなじように、彼女が宿主に必要以上のコンタクトをとらないのはわかるけど、 どうなるんだろう? もうひとつの案でもう一度 . . . 本文を読む

箱舟  ☆2 (№10)

2022-12-17 13:18:59 | 箱舟 第二部
「これ・・?あなたが・・自分でかんがえて、かいたんだよね?」 あたりまえじゃないですか。そう、いいかえすこともできたけど、 あまりにも、ぱくりっぽい? あるいは、ベタ物設定・・・。 オリジナリティに欠ける。 そんなものしか、かけないってことは、作家になるのは無理だね。 編集長の言葉のニュアンスがよみとれて、私は 「はい」それだけしか答えられなかった。 「そうだよね。そうだよね」 . . . 本文を読む

箱舟  ☆3(№11)

2022-12-17 13:18:40 | 箱舟 第二部
「水島かな子本人が小説をかいているわけじゃないんだよ。 ゴーストライターが居るんだ」 「つまり、穴をあけたのは、ゴースト・ライターさんだってことですね?」 それが、どうしたっていうんだろう? 売れっ子作家であろうが、ゴーストライターであろうが、 「穴埋め」に使われるということに変わりはないじゃないか。 ゴーストライターなんていうのは、その言葉が出来たように そういう存在があるからこそ . . . 本文を読む

箱舟  ☆4(№12)

2022-12-17 13:18:21 | 箱舟 第二部
バスに乗ってる間、私の頭の中には疑問符ばかりが浮かぶ。 A4封筒は、手軽な軽さ。 短編なら、充分の量。 でも、短編なら、そのまま、掲載すればよいだろう? もってきたというんだから、短編なら仕上がっているはず。 長編小説の連載1~2回分? その続きを書けっていうことかな? 私が読んだら書く気になるってこと? ーひょっとしたら、巧く、はめられたのかもしれないー 読んだら最後、書かざる . . . 本文を読む

箱舟  ☆5(№13)

2022-12-17 13:18:06 | 箱舟 第二部
私自身が奇妙にも、酷く冷静にうけとめているのだから、 編集長とて、奇妙なほど、驚きもしないことを疑問に思うのはおかしいことかもしれない。 だけど、今思えば、あの冷や汗? あの「君が考えたんだね?」って、念押し? それ、どういうことになる? 亡くなった人間が持ってきた原稿と私の原稿が書き方こそ違え 同じ設定になっていたなんて、 通常なら・・吃驚なんてものじゃないよね? 心霊現象以上の . . . 本文を読む

箱舟  ☆終 (№14)

2022-12-17 13:17:51 | 箱舟 第二部
唐突に付け足された第2部のはじまりをほんの少し書いて 私はそれを読み直した。   ******箱舟(箱舟(第1部)を書き終えた私だったが、 物語の終わらせ方がしっくりこなかった。 だいいち、-私ーはこの先どうなってしまうんだろう? 彼女と共存するにしたって、どういう風に共存していくんだろう? 寄生植物を考えたって、寄生側が宿主を殺してしまうようなことを しないのとおなじよ . . . 本文を読む