野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

武庫川大探検 植物-樹木編

2019-01-07 | フィールドガイド--植物編--
武庫川大探検の植物 樹木編です
 
武庫川の樹木(じゅもく) 1 
アオキ(ミズキ科)
林の日陰によく見られる雌、雄別々の株の常緑低木で、大きくなっても枝が青々していることから、この名前がついています。赤い実と光っている葉が美しいので、庭木としてよく植えられます。
アカマツ(マツ科)
常緑の高木です。樹皮が赤く、2本の針のような葉は、クロマツに比べて柔らかで痛くありません。昔は三田盆地や篠山盆地の山は美しいアカマツ林で、この木の根元のまわりには、マツタケが生えます。
アケビ(アケビ科)
山野でよく見られる落葉のつる性の低木です。花は4月~5月頃、1本の長い枝に花粉を出す雄花と、実になる雌花を別々に咲かせます。秋には甘い実をつけます。
アラカシ(ブナ科)
常緑の高木で、ドングリの木です。武庫川周辺の山にもっともよくあるカシの木で、カシの木の仲間では、日本で一番広く分布しています。葉はムラサキシジミというチョウの幼虫の餌になります。 
イヌツゲ(モチノキ科)
各地の山に普通に見られる常緑の低木です。庭木や生垣にもよく使われています。別のなかまのツゲ(ツゲ科)に似ていますが、材が役に立たないことから“犬(イヌ)ツゲ”と呼ばれています。
イロハモミジ(カエデ科)
“もみじ”といえばイロハモミジを思いうかべるほど、よく知られたカエデです。赤く色づいた紅葉は、秋に一番ふさわしいものです。京都の高雄がもみじの名所なので、タカオモミジともいわれます
アセビ(ツツジ科)
常緑の低木です。春先にスズランのような白いツボ状の花をいっぱいつり下げます。この木には毒があり、ウシやウマが葉を食べると、酔っぱらったようになることから“馬酔木”と書かれます。
ウツギ(ユキノシタ科)
落葉の低木で、全国各地でよく見られます。枝を切ると幹の中心が空洞になっていることから“空木(うつぎ)”と呼ばれています。“卯(う)の花のにおう垣根・・・”の歌にある卯の花はウツギのことで、卯月(旧暦4月、現在の5月)のころに白い花を咲かせることからつけられた名前です。
ウリハダカエデ(カエデ科)
イロハモミジに次いでよく見られるカエデです。葉は大きく、イロハモミジのようにはたくさん切れこまず、3つに分かれています。幹や枝の緑色がマクワウリの実の肌に似ていることから、名前がついています。 
 

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