懐かしいお顔だ。
作家、評論家、演出家、そして劇団時代のボス。
福田恒存さん。
『人間この劇的なるもの』は、氏の著書であり、
これを読んだ為に僕は演劇の世界に身を投じることになった。
今、改めて、チェホフのくだりを読み返している。
明後日から稽古に入る独白劇『煙草の害について』の取っ掛かりが掴めない。
作者チェホフの心の眼を、視点を捉えたい、確実に…。
福田氏は、チェホフについて、こう結んでいる。
「生まれながらにして無我の善人、生まれながらにして教養人、生まれながらにして野性を欠いていた」と。
また、「チェホフは、無執着の態度に徹しつつ、自由と純粋とのなかで孤独な微笑みうかべながら、
ただじっと、耐え忍ぶ、ことよりほかにすべを知らなかった。
小数の純粋な魂だけに信頼していたかれは、そういう人たちが互に顔を合わせることもなく、
どこかに同志のいるという確信だけを頼りに
孤独そのものにおいて団結するということのみ夢みていたのだ。
二百年、三百年の先に、やがてすべての人間が自我から解放されて新しくなることを信じながら。」と。
ヒントになる気がするが、未だ曖昧模糊だー。
I'M THINKING NOW。
作家、評論家、演出家、そして劇団時代のボス。
福田恒存さん。
『人間この劇的なるもの』は、氏の著書であり、
これを読んだ為に僕は演劇の世界に身を投じることになった。
今、改めて、チェホフのくだりを読み返している。
明後日から稽古に入る独白劇『煙草の害について』の取っ掛かりが掴めない。
作者チェホフの心の眼を、視点を捉えたい、確実に…。
福田氏は、チェホフについて、こう結んでいる。
「生まれながらにして無我の善人、生まれながらにして教養人、生まれながらにして野性を欠いていた」と。
また、「チェホフは、無執着の態度に徹しつつ、自由と純粋とのなかで孤独な微笑みうかべながら、
ただじっと、耐え忍ぶ、ことよりほかにすべを知らなかった。
小数の純粋な魂だけに信頼していたかれは、そういう人たちが互に顔を合わせることもなく、
どこかに同志のいるという確信だけを頼りに
孤独そのものにおいて団結するということのみ夢みていたのだ。
二百年、三百年の先に、やがてすべての人間が自我から解放されて新しくなることを信じながら。」と。
ヒントになる気がするが、未だ曖昧模糊だー。
I'M THINKING NOW。
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