“私は詩の一路にある。
この路に誰か伴侶がいるかしら。
ダンテのように特別な導女があるかしら、
ゲーテのように美しき人影かあるかしら、
ああ、哀れ、そのようなのは見当たらない。……”
と始まるソネットの最後は、
“ああ、今日はわれらが永遠の歌姫の記念日だ、
彼女は全生涯を全身魂で歌い貫いた、
時折私にとっても詩路の慰手になるぞ。”
と締めくくられていたそうだ。
八十四歳の詩人、マルチン・ルター研究者、小池辰雄先生。
柳田邦男さんの恩師だ。
ダンテの“神曲”には、天国で待つベアトリーチェが、
ゲーテの“ファースト”では、あの、トロイ戦争のヘレーネが登場する。
そして、何と、小池先生には、
実は、美空ひばりがいたのだ!
ご自分で告白していらっしゃる。
柳田氏もしかり!
僕と柳田さんと小池先生の三人は、美空ひばりファンの最たるものであった…!
九二歳で亡くなられるまで、青春を謳い続けた小池先生に、スタンディング・オーベーション!!
この路に誰か伴侶がいるかしら。
ダンテのように特別な導女があるかしら、
ゲーテのように美しき人影かあるかしら、
ああ、哀れ、そのようなのは見当たらない。……”
と始まるソネットの最後は、
“ああ、今日はわれらが永遠の歌姫の記念日だ、
彼女は全生涯を全身魂で歌い貫いた、
時折私にとっても詩路の慰手になるぞ。”
と締めくくられていたそうだ。
八十四歳の詩人、マルチン・ルター研究者、小池辰雄先生。
柳田邦男さんの恩師だ。
ダンテの“神曲”には、天国で待つベアトリーチェが、
ゲーテの“ファースト”では、あの、トロイ戦争のヘレーネが登場する。
そして、何と、小池先生には、
実は、美空ひばりがいたのだ!
ご自分で告白していらっしゃる。
柳田氏もしかり!
僕と柳田さんと小池先生の三人は、美空ひばりファンの最たるものであった…!
九二歳で亡くなられるまで、青春を謳い続けた小池先生に、スタンディング・オーベーション!!
うちの両親も昭和12年生まれで、ひばり・裕次郎・慎ちゃん刈り世代。
西沢さんは巨人ファンでしたっけ?
父は堀内が好きでした。
両親は、福田逸先生が教授をされている明治大学の、昔の放送研究会の出身ですが、当時の同期に元NHKアナウンサーで新日本紀行ナレーターだった秋山隆さんがいます。
柳田邦男さん、小池辰雄さんと、西沢さんの周りに、不思議なご縁が広がりそうな気配ですね。こういう縁が広がる世界は、楽しいものですよね。