西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

着た切り雀!

2010-07-01 19:39:48 | Weblog
貧乏だったソクラテスは、

何時も、一つしかない、同じ衣を、

太った、大きな身体に巻き付けて、アヒルみたいな、ブサイクな歩き方で、

人々の中に紛れ込んでは、話をしまくっていたらしい……。

鼻は上を向いていて、かなり醜男だったようだ。

写真の彫像はそうでもないけど…。

牢獄で飲まされた毒人参の汁は、相当苦しむ毒薬だとか。

やはり壮絶な死だったんですねえ!

覚悟していたとは言え、恐怖が無かった訳ではないでしょうね!

古代ギリシャの傑物なのでしょう!

人物のイメージが、少し見えて来たかな?

少し……?!

英雄伝!

2010-07-01 13:06:58 | Weblog
プルタークの『英雄伝』のなかの「アルキビアデース伝」が面白いとか。

写真の絵は、そのアルキビアデースだ。

ソクラテスの元恋人!

絵はともかく、美男子だったらしい!

戦友でもあった。

ソクラテスを告発した一人は、彼の恋敵であった!

奥さん(クサンチッペ)がいたから、ソクラテスは、“両刀使い”だったんですねえ!

彼はテンカン持ちでもあったらしい!

いろいろ調べています……!

生みの苦しみ?……!

ハイ!さようです!

皮肉屋!

2010-07-01 12:16:13 | Weblog
木田 元 さんの、『「反哲学入門」』という名著がある。

文芸評論家の、三浦雅士さん(写真)が、あとがきに、解説されている。

“哲学の歴史が、鷲づかみにされている”と。

木田さんは、

「ソクラテスは極めつけの皮肉屋、というぐらいに考えておいた方がいい」

と仰有っている。

確かに僕にも、彼が、とぼけたオジサンに見えたりする……。

木田さんは、

一人の血の通った、生身の人間として、ソクラテスを捉えようとしているところがあって、

そこが、立体的で面白い!

……演じ手にとっては、

その人の弱点をつかんだ気がするから……!

参考に致します!