西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

さようなら 寝台特急北斗星

2015-08-23 | 鉄道(西武以外)

3月の定期運転終了後、臨時として運転されていた寝台特急北斗星。

8月23日上野着の列車をもって全ての運転が終了、

半世紀以上にわたって活躍してきたブルートレインがその姿を消しました。

僕は2004年に1回乗っただけですが、小さい頃に寝台に乗った記憶は

いまでもはっきりと覚えている大切な思い出。

牽引はEF81からEF510へ、運転も一日二往復から一往復のみへ

当時といろいろな差異はありますが

「北斗星」最後の姿を写真に収めようと、撮影に出向きました。


◇8月17日 札幌行き

EF510-515+24系12両

まずはカッチリと編成で決めました。

雨降りしきる中、約16時間・1200キロの旅はまだ始まったばかり。


◇8月19日 上野行き

EF510-515+24系12両




朝ラッシュ終わりかけの大宮にて。

鉄道ファンだけでなく通勤のお客さんたちもスマートフォンを列車に向けてパチリ。

さよならを実感した瞬間です。



◇8月21日 札幌行き

この日をもって下り北斗星は運転終了、残るは22日札幌発の上野行きのみ。

最後の北斗星「札幌行き」です。

たくさんのファンに見送られ、最後の「札幌行き」は北へ向かいました。

ラストラン、23日朝上野着の上り北斗星は都合上撮影できず。

これが僕の見た最後の北斗星となりました。


新幹線の開業で、夜行列車もいよいよ時代の波に乗る時です。

さよなら 北斗星、さよなら ブルートレイン。


くめがわ電車図書館 クハ1150

2015-08-21 | 西武鉄道

昨日の撮影の途中、再塗装で綺麗なったくめがわ電車図書館にお邪魔させていただきました。

お決まりのアングルから。

やっぱりこの顔は格好いいのです。

初訪問の08年?か09年以来の訪問となりました。

当然ながらこうしていろいろなカットを狙うのも初めてです。

 

 

僕は旧101系といえば多摩川線の印象が強いもので

“217F“だとか“221F“だとか、2から始まる車番のイメージ。

旧101系の全盛期は知るはずもなく、“149F“といわれてもなんだかしっくりきません。

 

それでも2004年の横瀬トレフェスの臨時に入ったツートンの8連に乗車したのは

今でもしっかりと覚えています。

今、あの頃に戻れたなら...なんてちょっと考えてみたり

確か秩父線35周年か何かで、4000系にもヘッドマークが付いていたような気がします。


 

季節によって、天候によってもまたいろいろな表情を見せてくれるかと思いますので

条件を変えてまた訪れてみたいと思います。


15/8/20 旧2000系 4+4+2 野球臨 ほか

2015-08-20 | 西武鉄道

今日は部活がなかったので、ふらふらと西武新宿線方面へ

旧2000系を中心に撮影してまいりました。

朝だけ運用に入った4+4+2編成

←川越2403F+2517F+2509Fの組成。

2801電車まで走った後に南入曽に入庫、すぐに連結は解除されていました。

 

午前中は川越界隈で過ごし、午後は萩山へ

小平~玉川上水のピストン運用に入っていた2031F。

フルカラーになってからしばらく経ちますが、初撮影...のようなそうでないような。

 

←拝2417F+2065Fの中パン編成もやってきました。

こう見ていると本当にフルカラーの旧2000系が増えましたね。

 

先に述べた2031Fの小平入線。

被りのリスクが高いこの場所ですが、運良く被らず撮ることが出来ました。

2031Fの新宿方2両は、旧2000系で唯一角型ベンチレーターが残っている車両です。

 

そして今日は西武ドームでの野球開催日。

新宿からの急行西武球場前行になんと2001Fが充当されました。

最初は3色LEDを写そうと1/125で構えていたのですが、練習電で1枚も成功せず...

妥協して行き先を切りました。

それにしても所沢の大カーブで旧2000系というのは、なかなかの違和感です。

 

後ろを振り返れば東急車が

旧2000系が池袋線が走ったぞ、とはっきり伝わる一枚で締めとなりました。

 


15/8/12 上信電鉄の撮影より

2015-08-13 | 西武の譲渡車

8/12、2009年以来の上信電鉄の撮影へ

1週間前から北海道へ一人旅に行っていた友達と高崎で合流して沿線へ向かいました。

今回は旅のレポート、というよりは記録メインでご紹介します。

普段は西武鉄道ばかり撮影している僕等ですので

元西武車がやってくると必然的に嬉しいもの。

撮影の狙いも西武車の運用を重視して行程を考えてしまいます。

 

 

ひまわり畑の中を疾走する元701系たち

車窓から眺めていてひまわりとても綺麗だったので下車して撮影へ

ここまでひまわりが多いと逆に構図が難しかったり。


6年前に来た時には川原から撮影した馬庭~吉井間の橋梁

今回は近くの道路から流し撮り。

富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を祝う

ヘッドマークをつけた501Fが走り抜けます。


上信電鉄、最後の一区間である千平~下仁田間は渓谷沿いを走ります。

この場所も構図づくりに苦戦しましたが、きっとこれで正解のはず...。

 

そして今回の目的と言ってもいい元101系のシルエット

西武の現役時代に撮れなかったカットを譲渡先で。


このカット、上り電車1本で決めようと思っていたのですが

最初はどうも上手くいかず、あれこれ考えて折り返しまで粘って粘り勝ち。

とても思い入れのある1枚となりました。

 

上信電鉄は昨年12月、南高崎~根小屋間に「佐野のわたし駅」という新駅が開業。

開業して間もないだけあってとてもピカピカでした。

 

元西武車が多く走る上信電鉄、

いろいろと表現を工夫すれば、まだまだ面白い撮り方ができると思います。

最後のシルエット写真が撮れて満足してしまい、

次に行く予定だった場所に行かずに帰ってきてしまったので

それはまた次回のお楽しみに。

今度はぜひ晴れた日に...訪れたいものです。


15/8/8 上田電鉄一人旅 その2

2015-08-10 | 旅行

その1の続き。

上田城を出た後は再び別所線に乗車、下之郷へと向かいました。

狙いは勿論のこと、「まるまどりーむ号」7255F。

 

駅員さんが手動でポイントを切り替え、程なくして入替が開始されました。

 

一旦本線に出てきた後、ホームへ。


さあ、出庫です

1運行 108電車 下之郷1535→上田1552

 

下之郷の留置線には新車の6000系も留置されていました。

新車の増備も完了し、それと同時に「1000系まるまどりーむ号」も登場しているので、

7255Fの終焉も近いかと思われます。


先行の列車で別所温泉へ先回りして丸窓並び。

33電車 上田1604→別所温泉1635

 

別所温泉駅、保存車の5200形が2両から1両に減っていて驚きました。

上田方にいた5251号車が高校へ無償譲渡されたようです。

保存車の手前に駐車場が出来ていたのもまた驚き。

7年の間でいろいろと変化があるものですね。

 

38電車 別所温泉1639→上田1709


別所温泉からは7255Fに乗車。どこか懐かしい、覚えのある車内。

「降り口は一番前右側のドアーです」

小さい頃よく真似をしたこの放送もしっかり残っておりました。

 

 

さて、上田からの折り返し

39電車 上田1733→別所温泉1803

 

独鈷山を背景に、塩田平を走る7200系

架線柱がこちら側にあるのが目立ちますが、仕方なしに

いつまで居ても飽きない、のんびりとした時間の流れる場所でした。

 

ギラリ、車体を輝かせながら別所温泉へと走って行く丸窓電車

思い出すのは全て7年以上前のおぼろげな遠い記憶


別所温泉からの折り返しが来る頃は山に陽が沈んだ後

 

44電車 別所温泉1808→上田1836

列車の入線とともにカラスも飛び立ちました。

再び丸窓に揺られ、今度は終点上田まで...

 

7200系は上田電鉄で運行を開始して既に20年以上

引退が近いといってこうして撮影に来たわけですが

7年前に乗っていた車両に今こうして再び乗ることが出来たという事が

とてもありがたく感じました。


30分弱で終点上田に到着

列車は再び別所温泉へと向かいます。


別所温泉行きの丸窓は上田駅近くの千曲川橋梁で狙うも、どうも上手くいかず

仕方がないのでもう1本だけ撮影して帰路につきました。


7年前、小学3年生の僕が見た別所線と

7年たって高校1年になった僕が撮る別所線

僕も、そして電車も変わっているけれど

当時と同じ場所、同じ空の下、こうして電車を眺められるのはとても幸せな時間でした。

そう遠くはない7200系の引退までに、また別所線に来られるといいと思います。