西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

京都旅行

2019-03-27 | 旅行

2/23-26 京都旅行

2日目以降は 高校時代の友達4人と京都巡り。

語りたくないのではなく、語りきれないほどの

たくさんの思い出ができました。

旅を終えて、時間を戻すことができたらいいのになあって

久々にそんな気持ちになったかも。

写真は京都タワーからみた夕暮れの新幹線。

人は写っていなくとも

楽しかった思い出はよよみがえる

やっぱり写真って、風景って、すごいなあ。

(2019/2/25 京都タワーより)


天橋立

2019-03-10 | 旅行

2/23-26 京都旅行

1日目 京都にいる高校時代の友達と天橋立へ。

一人旅では味わえない、ふたりたび

普段通りにしていたら見えないものを 見て

聞こえない音をきいて。

記録するより記憶する、という表現は

これまでに何度か使ったことがあるけれど

この日こそ、まさにその言葉がふさわしいと

そう思うから

写真は1枚だけにして

見たもの、きいたもの、感じたこと

言葉にしないで

そっと心に守っておこうと思います。

(2019/2/23)


18/8/19-25 九州巡検

2018-09-07 | 旅行

8月下旬、九州に実家があり地質学を学んでいる下宿の先輩2人に

1週間におよぶ九州巡検に連れて行っていただきました。

ひたすら露頭をめぐり、岩石をたたく旅

鉄道関係はほんの少ししかありませんので、

少しのメモとともに、写真メインでご紹介しようと思います。

【8月19日】

松本→博多→能古島

粗粒砂岩、泥質片岩、変斑れい岩

 

能古島の西岸でみつけたコンクリート桟橋跡。

調べてみたところ、どうやら戦中に稼働していた採石場からの

岩石積み出し用のものか...?ということでした。

*

 

【8月20日】

長垂→唐津高島→七ツ釜→野方遺跡

ペグマタイト岩脈/マントルゼノリス/玄武岩柱状節理

写真は七ツ釜の玄武岩柱状節理。

自然にできた景色とはとても思えないものでした。

*

 

【8月21日】

志賀島→芦屋→平尾台

粗粒斑れい岩/芦屋層群/カルスト地形

志賀島から見た福岡市街

 

平尾台 カレンフェルト

 

平尾台からは日田彦山線を俯瞰することができました。

台風の影響もあって風が強かった平尾台

もう少し霞んでいなかったら面白かったでしょうか。

*

 

【8月22日】

熊本県宇城市豊野町上郷→芦北

肥後変成帯片麻岩/変斑れい岩・珪長質片麻岩

福岡から熊本へ移動

2カ所の露頭を巡検、大移動の一日

*

 

【8月23日】

高千穂峡→阿蘇大観峯→江田船山古墳→福岡へ

阿蘇火砕流堆積物柱状節理/巨大カルデラ

 

高千穂峡

 

阿蘇大観峯

中心火口は残念ながら雲の中、それでも大迫力のカルデラ壁

*

 

【8月24日】

生の松原・元寇防塁→吉野ヶ里遺跡→ヤフオク!ドーム→油山

元寇防塁

 

生の松原付近から見えた筑肥線

標準レンズしか持ってこなかったことを後悔しましたが

遠くても目立つ白色の車体に助けられました。

 

吉野ヶ里遺跡 北内郭

 

この夜はヤフオク!ドームで野球観戦

ソフトバンクファンの先輩と、ライオンズファンの僕

ちょうどいいタイミングでライオンズ対ホークス戦!

残念ながら試合はライオンズが負けてしまいましたが

代打栗山をみることができて満足...!

 

野球観戦のあとは油山に登って夜景を...

九州巡検、最後の夜の思い出

*

 

【8月25日】

西鉄貝塚線→博多→松本

最終日は先輩と別れて単独行動

午前中に西鉄貝塚線を少し撮影し、帰路へ

 

貝塚駅を出てすぐの名島川橋梁

大正時代に架けられた橋がいい雰囲気を出しています。

 

一駅歩いて名島駅から終点新宮駅まで乗車

 

西鉄貝塚線は郊外の住宅街を走る鉄道

田んぼあり、住宅街あり

この路線を象徴するような一枚が切り取れたと思っています。

 

そして、俯瞰ができそうな高台を見つけたので登っていきました。

予想通り見えた貝塚線、奥には海も!

こちらも満足の一枚。

 

そして博多へ戻り、新幹線で名古屋へ

引退も近づいてきた700系のぞみでした。

*

 

1週間にわたる九州巡検

福岡、佐賀、熊本、宮崎

これまで行ったことのないところに

たくさん、たくさん行くことができました。

露頭を巡り、岩石をたたき

たくさんのことを知ることもできました。

連れて行ってくれた、そして実家に宿泊させてくれた先輩に感謝

本当にありがとうございました。


2018関西旅行 その3 奈良・京都編

2018-08-18 | 旅行

その1、その2に続いて最後は奈良・京都編

8月9日~11日の旅の記録です。

*

9日朝の田原本線

マルーンの復刻塗装B14編成が運用に復帰、

西田原本で復刻塗装同士の並びを見ることができました。


B14編成は朝の運用を終えて一旦西大寺車庫に入庫の模様

駅員さんの手によって記念サボが取り外されました。


田原本線と橿原線を結ぶ連絡線を通って回送されていきます。

この連絡線を電車が走っているのを見るのは初めてでしたが

1日に数本、回送が走っているようで特段珍しいわけではないようです。


回送撮影後は電車に乗って橿原神宮前へ

高野山からの弘法大師つながりで久米寺に参拝

この多宝塔は京都の仁和寺から持ってきたもののようです。


久米寺には小さな参道の入り口に踏み切りがあり

南大阪線の電車を見ることができます。

数年前に狙ったラビットカーでも来ないかな、と待ちましたが

残念ながらやって来ることはありませんでした。


久米寺参拝を終えて田原本に戻るとB14編成が再び出庫してきていました。

 

この日の午後は田原本町を自転車で巡りました。

黒田大塚古墳の墳丘の上から眺める田原本線

 

 

復刻塗装もそれぞれ1枚ずつ

晴れていたら空を活かしたかったところ


 

こちらは2012年以来の唐古・鍵遺跡

「唐古・鍵遺跡史跡公園」として今年の春に整備が完了したばかりのようで

周辺の雰囲気ががらりと変わっていて驚きました。

復元楼閣も修繕されて綺麗になりましたが

奈良の各遺跡に見られる、柱の中途半端な再現はいかがなものか

確かに、何もないよりは形として遺跡が目に見えるのではありますが

これを作るくらいなら何もない方がいいような気も...。

 

その夜、近鉄の観光列車「つどい」を使用したビール臨時列車が橿原線を走りました。

2014年にも撮影しましたが、今年の春に装い新たに再デビューしたつどい

その橿原線走行を流し撮りで...のはずが、少しだけ被り。


西の夜空に浮かぶ二上山

奈良から眺める夜空は、大阪方面だけが極端に明るく

手前の山がはっきりと浮かび上がります。

*


翌10日に奈良から京都へ移動

下鴨神社などを巡り、祇園周辺に宿泊

荷物を預けて観光したため写真はありません。


そして迎えた11日、旅行最終日

高校時代の友達と約4ヶ月ぶりに再会して寺社巡り


高校時代の話、お互いの大学の話などを交わしつつ

嵐電北野線界隈、仁和寺、龍安寺、北野天満宮へ


行ったことのある場所も、友達と一緒に巡ると

違う見え方がしてきたり。

何より久々に友達と会えて、話せて

楽しい旅行最終日になりました。


*

15時台の新幹線で、松本ではなく東京への帰路につきました。

毎年恒例の関西旅行も、今まで行ったことのない場所をたくさん訪れて

新たな思い出がたくさんできた旅。

いつもと同じく鉄道を絡めつつ

記憶に残る記録を残すことができたでしょうか。

そして、2018年夏の旅は

まだまだ終わりません。


2018関西旅行 その2 高野山編

2018-08-17 | 旅行

その1の続きです。

8月7日は大阪、難波に行き初めての南海で高野山へ

なんば駅ではじめて見た特急ラピートは印象的


乗車したのは極楽橋行の快速急行

これに乗って橋本駅まで向かいます。


橋本からは観光列車「天空」に乗って極楽橋を目指します。


橋本を出て紀ノ川を渡り、しばらく走ると電車は山の中へと入っていきます。

かつて扉だった部分に作られた展望デッキにて

トンネルに入った時に感じる空気は最高でした。


1時間弱で極楽橋に到着。


極楽橋からはケーブルカーで高野山に登ります。


ちょうどお昼を過ぎたので、高野山に着くなり昼食へ

昼食後、まずは大門へ向かいました。

高野詣での玄関口。


続いて壇上伽藍へ

弘法大師、空海が中国から飛ばした仏具の三鈷杵がたどり着いたと伝わる「三鈷の松」

残念ながら葉先が3本になっているものは見つけられませんでした。

この日は高野山の宿坊に宿泊

*


翌8日は最初に霊宝館を見学し、授戒をさせていただいてから金剛峯寺へ


昼食後は奥の院に参拝。

道中には歴史上の名だたる人たちのお墓や慰霊碑が並びます。

個人的に高野山といわれて最初に思い浮かべるのがこの場所

旧松本藩主、水野家のお墓も見られました。

弘法大師御廟は撮影禁止のため写真がありません。

 

さて、奥の院参拝を済ませたところでそろそろ下山します

ケーブルカーで極楽橋へ、そこから特急「こうや」で一路なんばへ。


極楽橋駅のホームはシックでいい雰囲気

夏らしく風鈴の音も聞こえていました。


 

なんば到着後、少しだけ南海の電車を撮影

ステンレスが光る片開きドアの車両

スカートなし、前パンの組み合わせは妙な格好よさがあります。

 

しばらく眺めて、駅をあとにしました。


*

8月7・8日、高野山の記録は以上です。

この後の奈良、京都については次の記事でご紹介します。