西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

拝島線開通50周年

2018-12-31 | 西武新宿線

今年5月に拝島線が開通50周年を迎え、10月からはヘッドマークの掲出

そして記念乗車券の発売などの開通50周年記念イベントを開催。

50年の年の最後の日、2018年の撮り納めも兼ねて

拝島線の撮影に出かけました。

といっても、大晦日ですので一日中撮るというわけにもいかず

午前中だけで形にできる限りの記録です。

まずは小川を出たあたりの畑から。

まっすぐな線路の両側に畑が広がるのがこの区間のイメージ。

 

50周年記念マーク付の40000系が来るということで、最初で最後の記録。

編成をこの向きで捉えることはなかなかないので、

側面が影になるのは承知の上であえてこの場所を選びました。

拝島ライナーのヘッドマークに続き、格好いいデザインだと思います。

 

続いて武蔵砂川・玉川上水間。

ひらすら並ぶ、送電線を兼ねた架線柱が印象的。

 

少し歩いて、高架の東大和市駅から下ってくる20000系。

 

玉川上水の車庫には赤・黄・青のカラフルな車両たちが青空に映えていました。

これにて2018年の撮り納め。

 

2018年がまもなく終わろうとしています。

個人的には、大学受験を経て春から東京を離れ

長野・松本での生活がスタート。

趣味活動の面でも、8両、10両が普通だった電車が

2両、3両がたくさん走っている環境へ。

さまざまな環境が変わった年でありました。

美しい信州の風景と鉄道を切り取りつつ

帰省したときには、東京にいた頃とは少し違った視点から西武線を。

来年以降もこのスタンスは変えずにやっていこうと思っています。

最後になりましたが、今年も当ブログをご覧頂いた皆様

本当にありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えください。

2018/12/31


あたらしいでんしゃ

2018-12-28 | 西武池袋線

昨日に続いて行われた001系Laviewの試運転。

地元の踏切に行ってみると、001系入線のタイミングで保育園児が通りかかかり

「あたらしいでんしゃ!」「めずらしい!」と大歓声。

「ラビューって言うんだよ」と教えてあげると

「ラビュー!ラビュー!」と口をそろえていました。

発車とともに、みんなで手を振ってお見送り。

 

写真の順番は前後しますが

保育園児だけでなく、通りかかった人は皆

立ち止まって001系にカメラを向けていました。

「これは格好いい」「新しい!」

そんな声が次々と聞こえてきました。

大注目の新型特急車両。今後が楽しみです。

(2018/12/28 東長崎付近)


001系Laview 初の秩父線試運転

2018-12-27 | 西武鉄道

西武鉄道、25年ぶりの新型特急。

一見電車には見えないような、度肝を抜くデザインで話題の001系Laviewの試運転が

所沢・飯能間で23日に開始。

翌日には池袋にも入線し、そして今日27日

初の秩父線入線を果たしました。

9月末以来、一度も松本から帰省していなかったので、実車を見るのは今回が初。

その初見は...

特急の車窓からすれ違いという形になりました。

これが私の001系の1枚目。

それにしても丸い、丸い。

ネット上で写真はたくさんみていますが、改めて斬新なデザインです。

 

西武線アプリを眺めていると、池袋からの折り返しは「西武秩父行」の表示。

というわけで、横瀬で迎え撃ちます。

 

001系初の秩父入線×武甲山!

逆光もまた美しい記録になりました。

やっぱり側面の窓、大きいなあ。

営業開始したら是非乗ってみたいものです。

 

西武秩父からの折り返しはすぐにやってきました。

結構な低速での通過。

トンネル手前で電子警笛を鳴らして走って行った試運転は飯能行。

 

飯能で折り返し001系は再度西武秩父へと向かいました。

こんどは東吾野で迎え撃ち。

試運転表示も肝心かなと思い無難なところで。

 

東吾野では上り各停と交換しました。

追いかけることも考えましたが

アプリを見ていると追いつけそうになかったのでここで帰ることに。

 

9月末以来久々に東京へ帰って参りました。

見てみたかった新型特急の試運転、

実際に見ることができて大満足。

年末年始、忙しくはありますが

少しでも西武線の今を撮っていきたいと思います。


18/12/24 長野電鉄撮影記

2018-12-25 | 長野電鉄

12月24日

先月25日以来のオフということで、どこかに出かけようと前々日くらいに計画を立て始め。

かねてから考えている大糸線白馬方面に出かける気でいたのですが、

曇りの予報と電車の本数の少なさに負けて行く気を失い...。

さて、どうしよう? そこで考えついたのが長野電鉄でした。

長野電鉄は4月に長野を訪れた際に長野・本郷駅間は乗車していたのですが、

そこから先には1度も行ったことがありませんでした。

フリー切符を購入し、ひとまず湯田中まで乗って完乗することに。

途中、信州中野で乗り換えた元日比谷線の特徴的なブレーキハンドルを添えて。

 

長野を出た時点ではらはらと舞っていた雪ですが、信州中野を過ぎると薄ら積もり始め

周囲の山は完全に白く雪化粧していました。

 

湯田中までの完乗記念。

降っていた雪は午前中でやむ予報でしたので、雪をテーマに少し狙ってみることにします。

 

信州竹原まで戻って沿線に出ます。

元成田エクスプレスのスノーモンキーがやってきました。

3両編成のその姿はまるでプラレールのよう。

 

雪は強くなったり弱くなったりと、通過時にどの程度降っているかは運任せの状況。

降りすぎて完全に積もってもホワイトアウトしてしまいそうなので、

これはこれで良かったかも。

こうして写真を見返すだけでも寒さが伝わってきます。

 

信州の冬を撮る上で雪を避けて通ることはできません。

雪と鉄道を撮るいろいろな切り口を見つけることが、今年の冬の課題。

 

お昼に近づき、次第に青空も見えるようになりました。

特急ゆけむり、元小田急ロマンスカーHiSEの登場です。

こうして撮ると1両の長さが短いことがよく分かる連接車体。

 

このあたりで一旦撮影を終えて、小布施へと向かいます。

お昼は十割蕎麦を食べ、その後は街を散策。

葛飾北斎の博物館に入ろうかと思ったのですが入館料が高すぎて断念。

家族へのお土産に栗羊羹を買って駅に戻りました。

すると、駅の喫茶店に「栗あんしるこ」なるメニューを発見。

ちょうど時間もあったので頂くことにしました。これが、美味。

冷えたからだが暖まったところで、撮影に戻ります。

 

午前中と打って変わって、午後は晴れ。

元東急8500系のステンレスが太陽の光を反射して輝きます。

 

車庫や留置車を見てみたかったので、須坂駅で下車。

赤い帯の入っていない元日比谷線が停まっていました。

その横にはステンレスの元東急8500系。

よく考えたら長電の通勤型は全車がステンレス製なのでした。

 

須坂から乗ったのは元日比谷線。

異常なほどに小さくて高い位置にある扉の窓がいかにも営団らしかったり。

 

続いてやってきたのは柳原・村山間の千曲川橋梁。

道路の横に線路が敷かれており、車と電車が並走する光景が見られます。

平成22年までは旧橋梁が残っていたそう。

それも見てみたかったな。

 

最後は橋の反対側からシルエットで3500系の3両編成を。

日も沈んだのでそろそろ長野方面へ戻ります。

 

そのまま帰ろうかと思いましたが

車内で善光寺のライトアップのポスターを見たので寄ることに。

普段は止まらない善光寺下に特急が停車するシーンも見られました。

 

蓮の花をイメージしたライトアップだそうで、善光寺本堂もピンク色に。

クリスマスイブとあってか、寒さにも関わらずたくさんの人が見に来ていました。

 

木々がライトアップされた善光寺参道を下り、帰路につきました。

 

長野電鉄、いろいろな車両がやってきて撮っていて楽しい路線でした。

長野市街を抜けて温泉地へと向かっていく沿線の風景も

線路に沿ってひたすら続くリンゴ園も

いろいろな切り取り方があると思います。

また時間ができたら、ぜひ訪れたいところです。