西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

冬の気配

2018-11-30 | 日記

11月25日

前日、部活の福井遠征で帰宅が25時を回り、計画していた大糸線の撮影は断念。お昼前にゆっくりと出発、南下して中央線方面へ向かいました。

まずは松本からすずらんの里へ。

茅野周辺から見え始めるのは青空に映える八ヶ岳。

これは期待大...

すずらんの里駅で降りて坂を登ると、

その期待通りに大きな大きな八ヶ岳が線路の上に現われました。

そしてやってきたE257系あずさ、松本行。

白い車体がよく目立ちます。

 

ゆっくりと歩いて駅に戻ってきました。

すずらんの里駅は、近くに事業所を持つエプソンが設置費用を負担して1985年に誕生した駅。

当時はその駅名が物議を醸したのだとか。

 

駅の入り口にはこんなボタンが。

夜に真っ暗だったら相当怖いだろうな、なんて思ったり。

 

ホームからは山々が一望できます。

この雰囲気、好きだなあ。

 

E353系が高速通過。

誰もいないホームに風が巻き起こります。

後続でやってきた普通に乗ってさらに南下。

 

小淵沢にやってきました。

この日はずっと綺麗に見えていた八ヶ岳。

少し場所を変えるだけでも見え方が変わるのが山の面白いところ。

 

線を描く雲と山々の下、東京へ向かE257系。

なんだかほのぼのとしていていい感じ。

 

線路沿いを歩き、有名撮影地にやってきました。

富士山と鉄道を絡められる!ということで小学生か中学生の頃から一度訪れたいと思っていたものの、なかなかこれていなかった場所。

念願叶っての撮影でした。

 

いきなりやってきた機関車の回送。

EF64 1025が牽引されていきました。

貨物や機関車事情には疎いので何も分らず。

珍しそうですが、どうなのかな?と思っていましたが

ツイッターに上げた写真に反応が多かったので、どうやらその通りのようです。

 

これからの中央線特急を担う顔。

青空が綺麗だったら縦構図で遊んでも良かったのですが、

だいぶ白い空でしたので定番の構図で撮影を続けました。

 

 

今注目の特急2題。

中央線からの撤退が決まったE257系、

そして土休日運転の「はまかいじ」もどうなるでしょうか。

 

何人かいた同業者も皆はまかいじ狙いだったようで、通過後に退散。

ちょうど富士山が一番綺麗な時間になりました。

さあ、いまだ、E257系よ、早く来い...

 

そんな願いも叶わず、南小谷からのあずさは9分ほど遅れて通過。

劇的な夕焼けを撮ることができたらそれは文句なしですが、

そんなものは滅多にみられないので

こういう普通の夕焼けの方が落ち着くかもしれませんね。

 

西には、夕焼けを背にした南アルプスがその稜線を際立たせていました。

堂々と聳える甲斐駒ヶ岳と、ひょっこり顔を出す北岳と。

だんだんと暗くなる空を眺めながら帰路につきました。

 

午前、午後でそれぞれ一カ所ずつ

のんびりと同じ場所で過ごすのも落ち着いていて楽しいもの。

なんだか気持ちもすっきりした気分になります。


18/9/1 秩父・長瀞

2018-09-14 | 日記

9月1日

久しぶりの秩父・長瀞へ

秩父駅でお休み中の4000系。

 

秩父では定番の慈眼寺・秩父神社参拝と武蔵屋で蕎麦を食べるコース

その後、長瀞にやってきて自然の博物館へ

 

三波川帯の結晶片岩と4000系

地質巡検を行った夏、多くの鉄道撮影に出かけた夏

僕の今年の夏を象徴するような一枚を切り取ることができました。

 

 

こちらは帰りの特急車内より

廃車回送後、横瀬に留置されている9001Fは貫通扉が取られて

ブルーシートがかけられていました。

E851のシートも少し剥がれた状態。

今年は横瀬のイベントが開催されないようで

保存車両たちもどうなるのでしょうか。

 

これまでは頻繁に行っていた秩父も

松本に移ってからは行く回数も減ってしまいました。

次に来られるのはいつになるでしょうか。


アルプス公園へ

2018-04-15 | 日記

雨上がりの午後、行きたかったアルプス公園へ

自転車で登って、登って、登って、たどり着いた展望台

松本方面を見下ろしてみると、篠ノ井線と上高地線が一枚に収まりそうな位置に。

時刻表を調べてみると篠ノ井線が松本13:29発、上高地線が13時28分発。

これは、行けるかもしれない...と狙ったところ

見事なタイミングで同時にフレームインしました。

 

一度下にある博物館を見学して、再び展望台へ。

土休日のみ運転、大糸線へ入る特急あずさの撮影です。

E257系の俯瞰で思い出したのは2年前の秋の記憶

 

雨上がりで山々は見えていなかったのですが、北の方はだんだん見えてきました。

白馬の山々が美しい

 

 

展望台から下りて公園内を散策。

アルプス公園内から泣き坂と呼ばれる坂へ歩いて行きたかったのですが、

どうも道が見つからず。

山の上の桜も散って、春の終わりを告げているようです

 

かと思えば、ちょうど満開の桜もありました。

 

さて、そろそろ下山

ちょうど大糸線が来そうだったので最後に一枚

 

鉄道を俯瞰した写真ばかりあげていましたので、全景も

こんな景色が見られる場所がすぐ近くにあるのはとても幸せです

 

先述した泣き坂へ行くことを諦めきれず、下山してから再び篠ノ井線に沿って走りました。

泣き坂の近く、なんとなく雰囲気に惹かれて一枚撮影。

松本に来てよかったなあと思える、僕の好きな風景です。

 

そして、お目当ての泣き坂です。

なぜ泣き坂と言うかというと...

 

江戸時代、貞享3年のお話

藩に抗して百姓一揆を起こし捕らえられた安曇野の多田加助が

入牢に向かう道すがら、妻との別れを惜しんだ場所と伝わっているから。

 

今週末は西武ではツートンの甲種が行われたようで

皆さんの写真をツイート拝見し、撮りたかったなあと思われますが

まだまだ知らない松本の探索もとても楽しいものです。

 


長野へ 善光寺と長野電鉄ほか

2018-04-08 | 日記

4月7日、E351系を松本駅で眺めたあとは篠ノ井線に乗って長野方面へ。

そもそもの目的は篠ノ井線に乗ることでありましたが、

乗るだけではもったいないので長野の街をぶらり。

記録から雑多にご紹介します。

篠ノ井線・信越本線で松本から長野へ向かうのは初めてだったので

写真を撮る間もなく、地図と前面展望を眺めていたら終着の長野。

乗車したのはE127系の2両編成でした。

 

反対側のホームに停車していたのは特急しなの。

名古屋行き、そうかこれに乗ったら三岐鉄道に行ける...なんて思ってみたり

 

 

さてさて、善光寺にやってきました。

ちょうど見頃の桜とともに。

 

善光寺参道で蕎麦とおやきを食べて、長野電鉄の方へ歩いて行ってみます。

途中の道で塩化カルシウムを発見。

東京出身の僕には見慣れない設備

 

踏切が鳴り、さあ車両は...

いきなり小田急ロマンスカーHiSEが...!

久しぶりにこの顔を見ました。

この車両が小田急から引退するときに撮影に出向いた記憶があります。

 

と、後ろを振り返ると成田エクスプレスが!

少し前まで東京で見ていた車両が次々とやってきます。

 

こんどは東急8500系。

この車両は今でも田園都市線や大井町線で走っていますね。

 

沿線を歩いていると桜の木を見つけたので、これだけは狙って撮影。

道路の端にたまる、散った花びらと

まだまだ咲き誇る1本の桜。

もと日比谷線の車両がやってきました。

 

本郷駅から乗車して、長野へ戻ります。

長野でしばらく撮影していると特急が入線してきました。

再びのHiSE、小田急新宿駅を思わせるような地下ホーム

 

今度は乗って湯田中温泉に行ってみたいな、と思いつつ。

JRホームへ向かいます。

 

しなの鉄道方面、軽井沢行きが発車しますとのアナウンスがあり

ホームに行ってみると見慣れぬ色の115系が。

調べてみると「初代長野色」だそうです。

隣には湘南色の姿も。

 

先日のダイヤ改正で高崎の115系が引退し話題になりましたが、

ここへ来れば今でもこの色が走っています。

 

さらに反対側のホームには観光列車「ろくもん」も停車していました。

色とりどりの長野駅

 

さて、そろそろ松本へ帰ることにします。

長野発甲府行き普通列車444M。

211系3両編成での運転でした。

途中、スイッチバックの姨捨で4分間の停車。

さらに交換の特急が遅れた関係で停車時間が長くなりました。

 

日本三大車窓に数えられる姨捨駅からの景色。

夜景はさぞかし綺麗なんだろうな...と想像しつつ

いつか夜に来ることができるでしょうか。

 

松本から行ける範囲でも

乗ったことのない路線、行ったことのない土地がたくさんたくさん。

いろいろな路線に乗車して、また旅を楽しもうと思います。