西武鉄道日記

西武沿線を離れて松本で生活中、だけど

アルプス公園へ

2018-04-15 | 日記

雨上がりの午後、行きたかったアルプス公園へ

自転車で登って、登って、登って、たどり着いた展望台

松本方面を見下ろしてみると、篠ノ井線と上高地線が一枚に収まりそうな位置に。

時刻表を調べてみると篠ノ井線が松本13:29発、上高地線が13時28分発。

これは、行けるかもしれない...と狙ったところ

見事なタイミングで同時にフレームインしました。

 

一度下にある博物館を見学して、再び展望台へ。

土休日のみ運転、大糸線へ入る特急あずさの撮影です。

E257系の俯瞰で思い出したのは2年前の秋の記憶

 

雨上がりで山々は見えていなかったのですが、北の方はだんだん見えてきました。

白馬の山々が美しい

 

 

展望台から下りて公園内を散策。

アルプス公園内から泣き坂と呼ばれる坂へ歩いて行きたかったのですが、

どうも道が見つからず。

山の上の桜も散って、春の終わりを告げているようです

 

かと思えば、ちょうど満開の桜もありました。

 

さて、そろそろ下山

ちょうど大糸線が来そうだったので最後に一枚

 

鉄道を俯瞰した写真ばかりあげていましたので、全景も

こんな景色が見られる場所がすぐ近くにあるのはとても幸せです

 

先述した泣き坂へ行くことを諦めきれず、下山してから再び篠ノ井線に沿って走りました。

泣き坂の近く、なんとなく雰囲気に惹かれて一枚撮影。

松本に来てよかったなあと思える、僕の好きな風景です。

 

そして、お目当ての泣き坂です。

なぜ泣き坂と言うかというと...

 

江戸時代、貞享3年のお話

藩に抗して百姓一揆を起こし捕らえられた安曇野の多田加助が

入牢に向かう道すがら、妻との別れを惜しんだ場所と伝わっているから。

 

今週末は西武ではツートンの甲種が行われたようで

皆さんの写真をツイート拝見し、撮りたかったなあと思われますが

まだまだ知らない松本の探索もとても楽しいものです。

 


長野へ 善光寺と長野電鉄ほか

2018-04-08 | 日記

4月7日、E351系を松本駅で眺めたあとは篠ノ井線に乗って長野方面へ。

そもそもの目的は篠ノ井線に乗ることでありましたが、

乗るだけではもったいないので長野の街をぶらり。

記録から雑多にご紹介します。

篠ノ井線・信越本線で松本から長野へ向かうのは初めてだったので

写真を撮る間もなく、地図と前面展望を眺めていたら終着の長野。

乗車したのはE127系の2両編成でした。

 

反対側のホームに停車していたのは特急しなの。

名古屋行き、そうかこれに乗ったら三岐鉄道に行ける...なんて思ってみたり

 

 

さてさて、善光寺にやってきました。

ちょうど見頃の桜とともに。

 

善光寺参道で蕎麦とおやきを食べて、長野電鉄の方へ歩いて行ってみます。

途中の道で塩化カルシウムを発見。

東京出身の僕には見慣れない設備

 

踏切が鳴り、さあ車両は...

いきなり小田急ロマンスカーHiSEが...!

久しぶりにこの顔を見ました。

この車両が小田急から引退するときに撮影に出向いた記憶があります。

 

と、後ろを振り返ると成田エクスプレスが!

少し前まで東京で見ていた車両が次々とやってきます。

 

こんどは東急8500系。

この車両は今でも田園都市線や大井町線で走っていますね。

 

沿線を歩いていると桜の木を見つけたので、これだけは狙って撮影。

道路の端にたまる、散った花びらと

まだまだ咲き誇る1本の桜。

もと日比谷線の車両がやってきました。

 

本郷駅から乗車して、長野へ戻ります。

長野でしばらく撮影していると特急が入線してきました。

再びのHiSE、小田急新宿駅を思わせるような地下ホーム

 

今度は乗って湯田中温泉に行ってみたいな、と思いつつ。

JRホームへ向かいます。

 

しなの鉄道方面、軽井沢行きが発車しますとのアナウンスがあり

ホームに行ってみると見慣れぬ色の115系が。

調べてみると「初代長野色」だそうです。

隣には湘南色の姿も。

 

先日のダイヤ改正で高崎の115系が引退し話題になりましたが、

ここへ来れば今でもこの色が走っています。

 

さらに反対側のホームには観光列車「ろくもん」も停車していました。

色とりどりの長野駅

 

さて、そろそろ松本へ帰ることにします。

長野発甲府行き普通列車444M。

211系3両編成での運転でした。

途中、スイッチバックの姨捨で4分間の停車。

さらに交換の特急が遅れた関係で停車時間が長くなりました。

 

日本三大車窓に数えられる姨捨駅からの景色。

夜景はさぞかし綺麗なんだろうな...と想像しつつ

いつか夜に来ることができるでしょうか。

 

松本から行ける範囲でも

乗ったことのない路線、行ったことのない土地がたくさんたくさん。

いろいろな路線に乗車して、また旅を楽しもうと思います。

 


さようなら スーパーあずさE351系

2018-04-07 | 鉄道(西武以外)

先のダイヤ改正をもって定期運用を終了、その役目をE353系に受け渡したE351系電車。

4月7日に臨時電車「さようならスーパーあずさE351系」が松本→新宿で運転され、

これが本当のラストランとなりました。

西武沿線で育った僕はこの車両を見慣れているわけでもなく、

たくさん乗ったわけでもありませんが

小さい頃からスーパーあずさといえばこの顔、この形。

ちょうど松本に越してきたのもなにかの縁でしょう。

E351系の最後を少しだけ記録して参りました。

出庫前の松本にて。

奥に見えているのは常念岳、見慣れた山々とも今日でお別れです。


終着の新宿駅はそれはそれは凄い人出だったようですが、

松本駅にも多くのファンが集まりました。

たくさんのファンに見守られながら、さあそろそろ出庫の時間です。

 

 

 

体をうねらせて転線、いったん引き上げてからホームに入線します。

 

側面幕は特製のもの。

E351系最後の新宿行きがまもなく発車します。

ちなみにJRで形式に「E」を冠したのはこの車両が初めてだったそう。

 

中央線をともに走ったE257系、それに後継のE353系を窓に映して。

この臨時電車の新宿到着は13時51分。

E351系の数字に絡めたJRの粋な計らいでしょうか。

僕は別の予定があったので出発は見送らずここでひとまずお別れ。

 

 

そして、夜。

新宿からの折り返し回送、と同時に廃車回送になると思われるE351系最後の走行です。

走り慣れた線路に別れを告げるかのように、ゆっくり、ゆっくりと。

松本を通り過ぎ、長野へ向けて走り去ってゆきました。

 

たくさんの車両が登場すると同時に、たくさんの車両が引退していきます。

また一つ、消えゆく車両を

ラストランという本当に最後の最後ではありますが

記録することができたのをうれしく思います。


松本 はじまりの記録

2018-04-04 | 日記

先月31日に松本へ越して来て、新生活スタート。

いろいろと生活環境を整えつつ

空いている時間を使って街や沿線を巡っております。

平日朝に運転の「おはようライナー」

ムーンライト信州でも使われる189系あさま色にて塩尻~長野間で運転されています。

松本~田沢間の平瀬信号所の付近での撮影、ここは活断層が通っている場所だそうです。

先のダイヤ改正までは

冬期の篠ノ井線でクモヤによる「霜取り列車」が運転されており

この信号所でおはようライナーとすれ違っていたようなのですが、

改正で運転されなくなってしまったそう。

ちょっと来るのが遅かったでしょうか。

(4月2日撮影)


例年、松本では4月15日前後に桜が咲くようなのですが

今年はいつにない早さでの開花だそうで。

4月2日時点でも花が開いておりました。

背後にぼーっと見えているのはアルピコ交通(松本電鉄)の車両。


松本に来ると、どうしても西側の常念岳や乗鞍岳に目が行きがちですが

東側の山も綺麗です。

写真は松本電鉄の復刻カラー。

ちょっと強烈なオレンジ色で、撮影には注意を要します。

(4月2日撮影)


ちょっと鉄道を離れて、松本城。

夕暮れに浮かぶ姿が格好いい。

本日4日からは夜桜のライトアップも行われるようです。

(4月2撮影)


この記事の2枚目の写真と同じ場所にて。

たった2日で桜は満開になりました。

花見に来た2人も電車を眺めて。

(4月4日撮影)


以上、松本でのはじまりの記録です。

改めまして、これからはこのように松本界隈の写真がメインになります。

西武を撮れなくなるのは残念ですが、皆さんのブログやtwitterで楽しませていただくことにします。

今後は忙しくなりそうですが、また時間を見つけて沿線に出られたらと思います。