第３回「芹沢鴨の暗殺」の続きである。
文久３年８月１８日のクーデターでの働きで、会津藩から褒賞金を頂戴した新選組は、９月１８日（一説には９月１６日）、島原の角屋で酒宴を開く、さらに八木家に戻って、芹沢派の芹沢鴨、平山五郎、平間重助、そして土方歳三の４人で酒宴を続けた。
土方は３人の動向をみるためであったろう。
芹沢派の最後のひとり、野口健司がいないが、彼は酒が強くなく、八木家にもどったものの、そのまま寝てしまったらしい。
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