厚労係2分割 時代の変化に対応
財務省は29日、予算編成を手がける主計局の組織を7月に再編する方針を明らかにした。高齢化に伴う社会保障費の増大で負担が重くなっている厚生労働係を2分割し、担当を「医療・介護」と「労働・年金」に分けるのが柱となる。時代の変化に対応した予算編成体制を作るのが狙いだ。
再編は2001年の中央省庁再編にあたって実施して以来。係を統括する主計官は9人のまま変わらない。厚生労働係のほかは、公共事業係と運輸政策などを扱う国土交通係は「国土交通・公共係」に統合する。政府開発援助(ODA)などを所管する外務・経済協力係は内閣係と同じグループとするほか経済産業係は司法警察係、財務係、環境係と同一グループとし、それぞれ1人の主計官が担当する。
(2011年6月30日
読売新聞)
関連ニュース
・
財務省が主計局再編へ
・
節電支援のHP開設…経産省
・「DeNA対グリー 海外開拓でもバトル スマホ向けゲームで攻勢」:イザ!
・お得な料金設定