【ロンドン=大内佐紀】盗聴疑惑で批判にさらされる英国の大衆日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドが今月10日を最後に廃刊されることが7日夕、決まった。
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親会社ニューズ・インターナショナル社の会長で、「メディア王」ルパート・マードック氏の次男ジェームズ氏が声明で発表した。
同紙は1843年の創刊で、発行部数は約265万部と英日曜タブロイド紙で最大の部数を誇っていた。
同紙をめぐっては芸能人や政治家に加えて、新たに殺人やテロの被害者やアフガニスタンなどでの英軍戦死者の遺族の携帯電話の留守番メッセージを盗聴していた疑惑が発覚。声明では「新疑惑が事実とすれば非人道的であり、ニューズ・インターナショナル社として許し難い」との立場を示した。
(2011年7月8日13時55分
読売新聞)
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