goo blog サービス終了のお知らせ 

ip百貨店

コンピュータ

仕切り直しも最後の試練か…足踏み続く魁皇

2011-07-15 16:23:04 | 日記

3敗となり、ぶぜんとした表情を見せる魁皇=谷之口昭撮影
 大相撲名古屋場所3日目(12日・愛知県体育館)――相撲の神様が与える最後の試練なのか。
 最多勝を前に足踏みが続く魁皇は、最初の立ち合い、左から強烈なおっつけで鶴竜の体勢を大きく崩した。記録達成か――。しかし、立行司の式守伊之助の判定は「立ち合い不成立」。満身創痍の大関は仕切り直しに耐えられず、相手の突き押しに腰から無残に崩れ落ちた。
 大記録を待ち望む会場の雰囲気は対戦相手にも影響を与えている。事実、鶴竜は「大関への声援がすごくて、のみ込まれそうだった」。行司に救われたものの、最初の中途半端な立ち合いに「正直、負けたと思った」と胸の内を明かした。
 大関の、この日にかける思いは、朝げいこから表れていた。同じ部屋の魁聖と12番。場所前から一度もなかった幕内力士と胸を合わせることで、動かぬ体に刺激を与えるとともに、雑音をかき消そうとした。効果は思い切った攻めに表れたものの、結果はついてこなかった。魁皇は「作戦はなかったけど、(仕切り直しで)相撲の流れは変わる。まあ、しょうがない」とうなだれた。
 3日間の相撲内容からみれば休場も選択肢の一つといえそうだが、大関は「今のところ考えていない」ときっぱり。「もっと頑張らないと」と最後の気力を振り絞る。(佐藤毅)
(2011年7月12日20時14分
読売新聞)


関連ニュース


携帯端末向け新放送、総称「モバキャス」に


つまずき、よろめきながら積み重ねた1046勝


桑田佳祐さん、復帰ライブは震災半年の宮城で