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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

559:現金のない社会、後日談

2018-08-15 22:28:47 | ニュース
以前キャッシュレス決済を日本でも導入し、さらに世界でも先駆けて「現金を無くす」という提案を書いたことがある(過去のブログ「現金の無い社会」を参照)。今日「刑事7人」(テレビ朝日)を見ていて、突然それが「実行不能」だとわかったのである。それは技術的とかコスト的とかセキュリティ的とかの問題では無く、目的である「お金の流れを100%明らかにする」ということが、実は最大のネックだったのだ。つまりこれは、日本を牛耳っている支配層の「悪を直撃する」ことになるからである。

政府は法律で税金を国民から取って財政支出を賄っているわけだが、富裕層と政府中枢は「その裏で結託して、やりたい放題をしている」筈である。でなければ政治家なんて大変な仕事を、あれほど必死にやりたがる「理由」がないではないか(世のため人のため、ということは現時点で絶対有り得ない)。であれば政財界と富裕層はネットワークを築いて、さんざん法律の裏をかいくぐる悪行を重ねていることは明白である。つまり現金を無くして金の流れを全部「国の個人講座か法人口座に紐つける」ことを実行すれば、最初に国税局から刺されるのは「支配層」ということになるではないか?

完全にクリーンで、国民大半の支持を受けた「正義の政権」が誕生でもしない限り、上に立つ支配層をぶっ潰す爆弾を「その支配層が配備するわけ」がないのである。そんな施策を人間が管理すれば、ありとあらゆる誘惑・脅し・冤罪を使ってその人間を自分の利益のために利用しようとするであろう。政府・警察・検察はおろか、司法までもが、「忖度」で政権のご機嫌を伺う社会になりつつある以上、我々を守る方法はないのである(ガビ〜ン!)。日本はいま「長いものには巻かれろ」社会へまっしぐらに進んでいる。もし日本がそんな社会になれば、一般人は、贅沢は出来ないがそこそこの生活で暮らしていける。それは幸せとは言えないかもしれないが、不幸という程では無いのではないか。奴隷であることを意識しなければ、であるが。

どうも私は考えが甘いようだ。そこで私はやり方を180度方針転換して、現金のない社会を「AI」に管理・実行させることを考えた。それか、独裁者に忖度して民衆を抑圧するような「同胞である日本人」に支配されるのではなく、むしろ他の国に支配して頂いて、「属国にでもなる」ほうがマシかも知れない。支配者が日本人でなければ、奴隷であることを「感じないわけにはいかない」だろうから。・・・どうも議論が横道に逸れてしまったようだ。

正直・公正な社会を作る、石破氏の主張は「時代の的を得た」素晴らしい主張である。

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