明日香の細い道を尋ねて

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(金)運動:ゴルフ、スイング理論の探求(4)誤解していた「ちゃごる」の真実

2021-03-12 14:16:29 | スポーツ・ゴルフ

YouTubu で「ちゃごるTV」を見ていたら、何やら20年間ゴルフをやめてた男が再び「ちゃごる」で復活を目指す、という動画がアップされていた。

そこで私は驚愕の事実を見つけたのである。私は「ちゃごる」を誤解していた!。いままで「ちゃごる理論」を下手投げ&シャローイングと思っていたが動画を見ていると、インパクトの形がチャーリー先生と私とでは「まるで天と地」程に違っているではないか!。私の今までの「ちゃごる」の打ち方はトップでフェースをシャットにし、クラブを下手投げに振ってインパクトすると思っていた。それは間違ってはいない。だが一番のポイントはインパクトで「クラブをひっくり返す」ことだった!。これはマジ衝撃なので、詳しく説明しよう(間違ってるかも知れないので、正確には YouTube を御覧ください)。

1、アドレス
これが完全に間違っていた。構えはデシャンボーのような、極端なハンドアップが正しいのである。見た目は変だが、理屈は非常にシンプルだ。

やり方は
a. 普通にグリップして剣道のようにクラブを立てる
b. 右にクラブを倒してヘッドを地面方向に垂らす
c. 手首だけを左に回してヘッドを返す
d. ヘッドの位置をそのままにして
e. 前傾しながら身体を左に回転させ
f. 右肘を少し曲げて頭を元に戻す
以上である。

野球のバッティングの形で手首を返してヘッドの向きだけ正面に向け、地面にあるボールを打つイメージだ。これが正しい「ちゃごる理論」である。私の似非「ちゃごる」打法は一番肝心な「左腕の形」が出来ていなかった。左肩が吊り上がっていて左肘が目標を向き、クラブを「下向きに吊り下げ」るのが正解だ。吊り下がったクラブを右腕で地面に押し付けるように振れば「皆が憧れるハンドファースト」が出来上がる。これがチャーリー高沖先生の言っている「勝手にハンドファースト」の真実だぁ(ちょっと調子こいてしまいました、すんません・・・)。

という事で実際に練習するには、まずアドレスを取ったらグリップを左に倒し、それをボールと目標を結んだ線まで「そのまま前に出す」だけで十分「ちゃごるインパクト」のイメージが理解できる筈だ。その通りに打てば、ボールは真っ直ぐ飛んでゆく。

さあ練習だとばかりいつものゴルフレンジに行って、まずピッチングから打ち始めた。しかし慣れてないのか「中々当たらない」。まあそうだろう、今までのスイングとは180度真逆のスイングである。まずはボールに当たる軌道を覚えることだ。それで色々微調整を行なった。

a. 高さを調整する
手の高さを上げ下げするのではなく、前傾角度で調整する。クラブはハンドファーストになっているので、まあダフる心配はない。圧倒的に多いのが「トップ」である。思い切って地面を叩くぐらいが丁度よい。あと、どうしても「かち上げる」ような打ち方になってしまうので、フォローを高く上げすぎないこと。

b. 軌道を調整する
今までハンドダウンに振るクセがついているので、左右の親指に力を入れ「手首を下向き」にすること。それと同時に、右肘を曲げてクラブの通り道を合わせる。スイングプレーンはインサイドインが基本だが、余りハンドファーストになりすぎないように気をつける(おおっ、こんな心配をする日がくるなんて!)、

c. ヘッドの向きはグリップで調整する。どうしても左に飛んでしまう場合は「左腕が下がりすぎている場合」が多いから、しっかり高い位置をキープし吊り下げるようにすること。吊り下げが出来ているのに左に飛ぶ場合はインパクト位置が左すぎるので、あまり頭を突っ込まないように注意すること。

d. シャンクはヘッドが開いたまま当たるか、軌道が外側を通っているかのどっちかである。何れにしても、フェースの角度と軌道の調整で治るはずだから、練習するしかない。諦めずに振り続けるだけである。

これで大体はちゃんと飛ぶようになる筈である。もともと「ちゃごる」はシンプルな理論なので、当てさえすれば殆ど真っ直ぐ飛んでいく。但し最初っから飛距離を出すのは難しい。何より今まで下から振るという考えがなかったので、「スピード」を出す感覚が中々掴めなかったのである。それで、慣れるまではクラブが水平の位置ぐらいに降りるまでは「少し上から」握っても良いかも知れないと思った。インパクトではしっかり「親指を下げて」ハンドファーストで当てるように気をつけること。最初はゆっくりとスイングを確認しながら、インパクトと振り抜きを注意して練習すること。高沖先生の言われるには、フォローはクラブを首の後まで巻き付くように振るのでは「無く」、体の横に「立てる感じ」でフィニッシュするのが正しいそうだ。そう言えばデシャンボーもフィニッシュは途中で終わっているように見える。もはやインパクトで左腕を止め、右手を返してクラブを走らせるやり方は物凄い練習量と人並外れた運動感覚を必要とする「名人芸・職人芸」であって、老人が運動不足解消のつもりでやるスイングではないのだ!。

と言うことで、飛距離は慣れてくるとスピードもグングン上がり、ドライバーは「明らかに飛距離が伸びて」いると言うのが実感出来た。今後力を入れていけば「入れるだけ更に飛距離が伸びる」と想定できるので、「ちゃごる」大成功である。アイアンはもう少し練習が必要だが、番手によってはハンドファーストの具合を調整して、高さを一定にすると距離も出せるようになるかと思っている。アイアンの場合は何よりも「インパクトを正しい角度で当てる」のが先決のようだ。ある程度弾道が安定してきたら、徐々にスイングを大きくしていって7番アイアンで150ヤード飛ばせるようになりたいと思っている。出来るかなぁ〜?

「ちゃごるの真実」と題して一通り私の理解を綴ってみたが、果たしてこれで合ってるかどうか。とにかく間違っていると気がつくまでは、この方法でやってみることにする。まずはドライバーを230ヤード飛ばすために、デシャンボーのように「筋肉をつけて」スイングスピードの「地力」を増やすことだ。で、早速腕立て伏せを10回3セットと、全力素振り10回5セットやりました!。病気して以来の筋トレです。でも筋肉つける前に、体力がもたないかも・・・(ガァーン!)。


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